この夏、園内にチュウヒが時々現れます。
少なくとも2羽いて、いずれも羽衣から昨年生まれの若鳥と思われます。
そのうちの1羽には足環がついていて、
左脚の黒い足環に「U4」と書かれています。
昨年の冬から確認されている個体で、
まだ越冬地に留まっています。
https://yonagomizutori.blogspot.com/2018/12/5.html
この個体は、足環番号から2018年6月に石川県羽咋市で
ヒナの時に標識されたことが分かっています。
17:00頃、この足環付きのチュウヒがネイチャーセンター前に飛来し、
正面のヨシが茂る小島からヒナを捕獲し、連れ去りました。
撮影体制が整ったときには、すでにヒナを持ち去っていました。
羽毛が生えていない赤裸のヒナですが、
オオヨシキリのヒナにしては大きすぎるように思います。
何のヒナなのでしょう?
その後しばらくすると、また戻ってきました。
まだ巣内にヒナがいるようです。
ヨシ原の上でしばらくホバリングして狙っていましたが、
降りずに去っていきました。
今後もまた襲撃に来るかもしれません。
襲われている鳥の種類が気になります。
(きりぎりす)