昨年、久しぶりに園内でコチドリの繁殖が確認されましたが、今年もコチドリが抱卵を始めたことが確認できました。
場所は、昨年とほぼ同じでした。昨年と同じ個体なのかな?それとも、そこしかいい場所がないからかな?
コチドリが地面に座り込んでいるのに気付いたのは昨日ですが、実際に卵が産んであるのかを今日確認しました。
抱卵中のコチドリ。
地面に座り込むと、背中の色と地面の色が同化して目立ちません。
でも、首を取り囲む黒と白の線が目立つので、横から見ると居場所が分かってしまいます。
親鳥にはかわいそうでしたが、卵の数を確認させてもらいました。
卵は4個でした。標準的な数です。
速やかに撮影して巣から離れ、親鳥が巣に戻って抱卵を再開するのを確認しました。これからは、ネイチャーセンターから望遠鏡で見守ることにしましょう。
コチドリが抱卵している場所は、他のカモやヌートリアもよく歩き回っています。今日も抱卵しているコチドリのすぐそばで、カルガモがお昼寝していました。卵がカモやヌートリアに踏まれてしまわないか心配ですが、親鳥がしっかり守っているから大丈夫でしょう。
毛玉のようなかわいい雛の誕生が楽しみです。
参考画像:昨年誕生したヒナ
��文・写真:きりぎりす)