今日は、明け方から鳥類標識調査を行いました。
明け方6時前の風景。
ネイチャーセンター前浜には、コハクチョウが6羽眠っていました。
その傍らでは、ダイサギとコサギが朝食を求めて、
忙しく動き回っていました。
今朝の調査で、今季初めてオオジュリンを確認しました。
いよいよオオジュリンの群れが中海に到着したようです。
ノゴマのメス幼鳥もいました。
ノゴマはそろそろ通過してしまいます。
たくさんいたコヨシキリは、すっかり少なくなりました。
今朝は、コハクチョウ74羽、マガン8羽、ヒシクイ2羽を確認しました。
そのほとんどが、朝7時頃までに安来の田んぼへ飛び去ってしまいましたが、
ガン類は昼寝のために水鳥公園に帰ってきました。
14:20現在、コハクチョウ27羽、マガン8羽、ヒシクイ2羽がいます。
コハクチョウは、昼寝のためにわざわざ帰ってこないので、
今日渡ってきた新着グループかもしれません。
アメリカヒドリは順調に居ついてくれています。
いつもネイチャーセンター正面右手寄りに群れているヒドリガモの中にいます。
ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体も1~2羽います。
夏鳥の姿はほとんど見かけなくなりました。
夏鳥の代表であるツバメは、
10月19日を最後に姿を見かけなくなりました。
現在、最後?の夏鳥、チュウサギが1羽います。
おまけ:
10月11日の記事「あなたは誰?」の鳥の正体について、
時々お問い合わせをいただいておりましたので、お知らせします。
この鳥の正体は、シベリアジュリンの幼鳥です。
野鳥図鑑には、このような姿のシベリアジュリンは記載されていないので、
識別に苦労しました。
いつもはオオジュリンがたくさん捕獲される中に数羽混じっているのに、
今回はオオジュリンよりも先に見つかったことも、迷った一因です。
(きりぎりす)