今日は、今季初確認の鳥が多数ありました。
今季初認の鳥は、つぎの4種類です。
・オオハクチョウ 成鳥6幼鳥2 目視にて
・タヒバリ 幼鳥1 標識調査にて
・キクイタダキ メス幼鳥1 標識調査にて
・アトリ メス幼鳥1 標識調査にて
今季、まだ目視で確認できていない鳥が、鳥類標識調査で続々と確認されました。
今はオオジュリンの渡りのピークのようで、今日は6:00~14:30の間で141羽を標識・放鳥しました。
今日の標識調査では8種類(オオジュリン、シベリアジュリン、ジョウビタキ、キクイタダキ、アトリ、タヒバリ、モズ、カワセミ)計148羽を標識しました。
いつもは3種類程度なので、珍しいことです。
昨日現れたサカツラガンは、16:45時点で今日は確認できていません。
今朝いた151羽以上のコハクチョウは、
午前中のうちに殆どが安来の田んぼへ向かったため、
その中に紛れているかもしれません。
夕方のねぐら入りが要注目です。
オオハクチョウ。明け方には8羽いましたが、
発見後まもなく飛び去りました。
ジョウビタキ(オス)。
園内で姿はよく見かけますが、標識調査で捕獲されるのは珍しいです。
キクイタダキ(メス)。
水鳥公園ではあまり見かけません。
体重わずか6g!
シベリアジュリン(オス第1回冬羽)
これがいつも見る姿です。
以前ご紹介した記事の写真と見比べてみてください。
タヒバリ。
冬の田んぼでふつうに見られる鳥ですが、
水鳥公園では見られる機会がとても少ないです。
もちろん、標識調査でもほとんど捕獲されません。
モズ(メス)。
いかにもやんちゃそうな顔つきです。
このくちばしで噛まれたら出血するので、
標識調査で取り扱うときは要注意な鳥です。
アトリ(メス)。
これまた、冬の農耕地では普通の鳥なのに、
水鳥公園ではほとんど見かけません。標識調査でもまれです。
カワセミ(幼鳥)
標識調査で時々捕獲されます。
しかし、その割にはネイチャーセンター前に現れる個体にはいつも足環がついていないので、意外と多く水鳥公園にやって来ているようです。
(きりぎりす)