2019年9月8日日曜日

鳥のすみかを守る活動を実体験!

今日は、月に一度の子どもラムサールクラブの活動日。
今回のテーマは「水鳥のために砂浜を作ろう!」です。




一年を通じて園内で様々な生き物を観察しているクラブですが、
毎年9月の活動では、いつも何気なく観察している
生き物たちの生息地を維持するためには、
お手入れをしなければいけない、
ということを学んでもらうため、
環境整備活動を体験して頂いています。

いつもは小学生が活動していて、
その様子を後ろから保護者の皆様に見守って頂くのですが、
9月の活動は保護者の皆様にもフル参加して頂いています。

冬鳥たちがやってくる前に、
ネイチャーセンター前浜の草を刈り取り、
波で侵食された岸辺に砂を入れて砂浜を再生させます。




春から夏に野鳥が子育てをしている、
ネイチャーセンター正面にある小島のヨシ原。
子育てが終わった後、秋から冬に水鳥たちが休憩できるように、
ヨシを刈り払って丸坊主にします。














小島のヨシを刈り払ったら、
子育てが終わったオオヨシキリの巣が見つかりました。















今日は9月なのに、34度を超える暑さでした。
そんな中、小学生の親子約40名+ボランティア5名、
職員2名で頑張りました。
安全のため、10:30から11:30の1時間で作業は切り上げ、
予定していた内容をこなすことができました。

前浜:作業前














前浜:作業後














前浜正面の小島:作業開始時














前浜正面の小島:作業終了後














猛暑の中、砂浜整備に参加してくださった皆様、
鳥に代わってお礼申し上げます。
みんなで作った砂浜に、秋の渡り鳥たちが舞い降りて
旅の疲れをいやす光景が見られることを期待します。















(きりぎりす)