今朝行われた鳥類標識調査で、
エゾセンニュウの幼鳥が3羽標識放鳥されました。
園内では、2017年9月24日に初めて確認されて以来、2例目です。
オオヨシキリやシマセンニュウと似ていますが、
オオヨシキリと比べると、くちばしの付け根のひげ状の羽毛が目立ちません。
シマセンニュウと比べると、ずっと大きく、羽色が茶褐色で濃く見えます。
尾羽を開くと丸い形をしているのが、センニュウ類の特徴です。
シマセンニュウは尾羽の先端に白斑がありますが、
エゾセンニュウにはありません。
今日の調査の成果は、
シマセンニュウ 22羽
エゾセンニュウ 3羽
コヨシキリ 6羽
オオヨシキリ 6羽
セッカ 1羽
の5種、38羽でした。
エゾセンニュウ以外は、この時期らしい普通の結果でした。
これまでに捕獲されたエゾセンニュウはすべて幼鳥なので、
今度は成鳥を観察してみたいものです。
さて、次回の調査では、
マキノセンニュウの登場を期待しましょう。
(きりぎりす)