2019年9月8日日曜日

園内2例目、エゾセンニュウ!

今朝行われた鳥類標識調査で、
エゾセンニュウの幼鳥が3羽標識放鳥されました。
園内では、2017年9月24日に初めて確認されて以来、2例目です。

オオヨシキリやシマセンニュウと似ていますが、
オオヨシキリと比べると、くちばしの付け根のひげ状の羽毛が目立ちません。
シマセンニュウと比べると、ずっと大きく、羽色が茶褐色で濃く見えます。














尾羽を開くと丸い形をしているのが、センニュウ類の特徴です。
シマセンニュウは尾羽の先端に白斑がありますが、
エゾセンニュウにはありません。














今日の調査の成果は、
シマセンニュウ 22羽
エゾセンニュウ   3羽
コヨシキリ           6羽
オオヨシキリ        6羽
セッカ                 1羽
の5種、38羽でした。
エゾセンニュウ以外は、この時期らしい普通の結果でした。

これまでに捕獲されたエゾセンニュウはすべて幼鳥なので、
今度は成鳥を観察してみたいものです。

さて、次回の調査では、
マキノセンニュウの登場を期待しましょう。

(きりぎりす)