2020年10月25日日曜日

ガンとコハクチョウが渡ってきた?

今朝の風景。

カモ類が約4000羽くらい。

今年はここからなかなか数が増えません。











そろそろ池の水が冷たくなってきたのか、

これまで岸辺に群れていたメダカが

水深数センチの浅瀬に殺到していました。

ここなら日差しで暖かいのでしょう。










上の写真の中央部を拡大。











昨日初認のタゲリ。

今日は第1回冬羽が2羽いました。

タゲリは中海の南岸や宍道湖西岸など

島根県には多くいるのですが、

鳥取県では数が少なく、

水鳥公園でもあまり見られない鳥です。











16:39に、西の空からヒシクイの声が

聞こえてきたので、

園内に降りてくることを期待したのですが、

飛行高度がとても高く、

水鳥公園には見向きもせずに

上空を北東に通過していきました。

東北地方からではなく、

北西の大陸から渡ってきた群れなのかな?


水鳥公園上空を通過していく

40羽のガンの群れ。

常に後ろ姿で種類が分かりませんでしたが、

最初に聞いた声はヒシクイの声だったので、

ヒシクイの群れかもしれません。










その様子は、2月中旬ごろから見られる

コハクチョウの北帰行そのものでした。

しかし、この群れはしばらくすると左へ旋回し、

北西に進路を変えて飛び去りました。

この時期に、このような変則的な

飛行ルートで飛ぶガンの群れは初めて見ました。

どこを目指して飛んでいるのかな?











16:50頃にコハクチョウの群れが数組飛来してきました。

安来に採食に出かけた群れが帰ってくるにはまだ時間が早く、

東から飛来してきたので、新たに渡ってきた

群れではないかと思います。






















17:19の風景。

朝よりもカモの数が増して、

6000羽位になっていました。

今年最高の賑わいです。















今年はなかなかカモの数が増えないので、

もうピークは過ぎたかな、と思っていたのですが、

これからまだ数が増えるかな?


近年は最多で8000羽くらいで止まってしまうので、

久しぶりに10,000羽の群れを見たいものです。


(きりぎりす)