2020年5月24日日曜日

色白なカルガモ

今の主役は、ヒナを連れたカルガモです。
今日も姿が見られましたが、ヒナの数は7羽でした。
昨日よりも1羽減っています。

カルガモの親子は、近頃はネイチャーセンターから右手に見える、
池の浄化設備左隣の小さな池によく現れます。

この池のカルガモの中に、色白な個体が1羽いました。














奥にいる普通のカルガモと比べると、
かなり白いことが分かります。















この個体は、くちばしは正常な色なので、
アルビノではなく、黒い色素が普通よりも少ない白化個体です。
なかなか美しくてかわいい個体です。
明日以降も居てくれるか、注目です。


現在、縄張り争いが忙しいカイツブリの中で、
一組だけもう卵を産んでいるペアがいます。
ネイチャーセンタ―前の右手に見える、
杭の列の中ほどにできた巣です。
でも、ここは毎年営巣する人気の場所なのですが、
いつも子育てに失敗する訳あり物件です。
巣材も少なめで、卵が数に池に落ちてしまいそうです。
この先、大丈夫かな?
















目先とあしゆびがピンク色のコサギ。
繁殖期特有の婚姻色です。
この時期限定の色で、すぐに色あせてしまいます。














いつもネイチャーセンターのそばの定位置で
さえずっているオオヨシキリ。















このオオヨシキリの縄張り内で、巣が見つかりました。














新型コロナウイルス対策で休園中に
いい場所だと思って営巣したものの、
休園期間が明けると急に人が頻繁に来るようになって、
「こんなはずじゃなかったのに!」
と戸惑っているかもしれません。

人の往来で落ち着かないと思いますが、
どうにか子育てがうまくいってほしいものです。



ネイチャーセンターの巣箱は、今日は静かでした。
昨晩から今朝にかけて、ヒナが巣立ったようです。
しかし、ネイチャーセンターのそばには、
ヒナに与える餌を集めている親鳥の姿がありました。














まだ子育ては終わっていません。
今度は、園内で子どもたちに屋外実習をさせなければいけません。
もうしばらく、親鳥は大忙しです。

スズメが巣立った後で、今度はハクセキレイが賑やかにさえずっていました。
今度はハクセキレイがネイチャーセンターに営巣するつもりなのかな?

(きりぎりす)