オオタカが何とカラスを襲ったのです。
今季、米子水鳥公園では、オオタカの成鳥、若鳥が、
カモ類、サギ類を時々捕食していましたが、
今回の獲物はハシボソガラスでした。
ハシボソガラスは仰向けに押さえつけられ、もがいても脱出できない。
手前にいるのは集まってきたハシブトガラス。
オオタカがハシボソガラスを押さえつけて仕留めようとしていると、
周囲から続々とカラスたちが集まってきました。その数およそ50羽。
繰り返しオオタカの頭上を急降下し、仲間を助けようとしているように見えました。
カラスの中にはハシブトガラスも数羽混じり、オオタカを牽制していました。
タカが獲物を仕留めると、カラスが集まってきて横取りしようとするのは毎度のことです。
でも、今回はちょっと様子が違いました。
これほど多くのカラスが短時間で集まり、大騒ぎしていたのをみたのは初めてです。
ハシボソガラスの仲間意識の強さの現れでしょうか。
一方、種類の異なるハシブトガラスは、いつもどおり「獲物の横取り」に来たのか、
定かではありません。
その後、オオタカは獲物を防風林の茂みへ持ち去り、
カラス達もあきらめて解散しました。
今日はコハクチョウに混じってナベヅル1羽が飛来し、びっくりしました。
18日には珍鳥チフチャフが標識調査で確認されるなど、最近は珍しい鳥が続けて登場。次は何?