園内では、毎日カモ達の姿が増えていて、ヨシ原には、シマセンニュウやコヨシキリがうろうろしています。秋の渡り真っ最中です。
さて、今日はとっても珍しいことがありました。
オオタカの成鳥がネイチャーセンターのすぐそばの島に降りて、30分以上じっとしていたのです。
望遠鏡で見ると、その整った体型と鋭い眼光が鮮明に見えました。オオタカの成鳥をこんなに間近に見られることは極めて珍しいです。いつもは陽炎越しに茂みの中に潜んでいる姿しか見られません。
カラスが日頃の恨み?とばかりにオオタカの上を「ガアーカアー」
と鳴きながら旋回。オオタカはうるさそうにカラスを見上げていました。
時々、望遠鏡で見ている私たちをギロリとにらんでいました。オオタカには私たちの姿が鮮明に見えているのでしょう。
デジスコならば、上半身のアップが撮影できる至近距離。光線加減も良好でした。でも、こんな時に限ってお客様は0人。もったいないです。
こんな貴重な光景に立ち会うには、こまめに野鳥観察に出かけるしかありません。是非、皆様もまめに水鳥公園にお立ち寄りくださいませ。