今朝出勤すると、胸を張ってじっと立つキジのオスに出会いました。
いつもなら、目が合った途端にそそくさと去ってしまうのに、
この個体は微動だにしません。
あちらこちらからライバルの声が聞こえてくると、
こちらも負けずに鳴きかえします。
「ケーン!ケーン!」と二声鳴いて、
「ドドドッ」と翼を打ち下ろし、
「どうだっ!」とドヤ顔。
この後、満足げにゆっくりと歩いて去っていきました。
「ここは俺の縄張りだぞ!」とライバルたちに見せつけた、キジのオスでした。
この時期は、ネイチャーセンターからキジの姿がよく観察できます。
今回のように、自信に満ちた個体に出会えたら、
近くでその美しい姿をじっくり観察できることもあります。
(きりぎりす)