ラムサール条約締約国会議COP10 で水田の重要性をアピールする展示韓国チャンウォン市CECOにて
今回の締約国会議で、注目度が高かった議事は、水田決議です。
これは、今回の締約国会議が二回目のアジアでの開催。そして、
アジアを代表する湿地として水田があるということから
もっと水田の環境保全、生物多様性、食料生産能力、
環境との共生性などに注目しようという決議です。
日本と韓国政府が共同で提案し、11月4日に受け入れられました。
この提案には、日本と韓国の多くのNGOも参加しています。
身近な水田は、湿地とは思わないかもしれませんが、
ハクチョウが餌場にしたり、タガメやメダカの生息地となっている
立派な湿地です。しかし、日本では、米の消費量が減少して
田んぼが必要なくなりつつあります。
このまま、田んぼ文化を失ってしまわないように、
お米を食べるようにしたいものです。
ずいぶん身近な環境保全といえるでしょう。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20081104-OYT1T00605.htm水田決議 和訳
http://www.tani-hiroyuki.com/pdf/reponsuidenreso.pdf他のコメント
http://tojiblo.asablo.jp/blog/2008/11/04/3878466