最近、ネイチャーセンター正面の岸辺にハマシギが数羽歩き回っている様子がとてもかわいいです。それを観たお客様の中に、「脚が一本無い鳥がいる!」と心配なさる方が時々いらっしゃいます。
実は、ハマシギはよく片脚をお腹の羽毛に隠したまま、ピョンピョンと跳ねて歩くことをします。できるだけ体温が奪われないようにしているのでしょう。その証拠に、強風を受けたりしてバランスを崩すと、ちゃんともう片脚がお腹から伸びて踏ん張ります。
ところが、今日のハマシギたちを良く観てみたところ、1羽様子が変なものがいました。横風を受けて横倒しになってしまっても、片脚が出てこないのです。どうやらこのハマシギは本当に片脚がないようです。
←これが片脚のハマシギ。
←右のハマシギは、ちゃんと二本脚で歩いています。
左のハマシギは、バランスを崩しても片脚のままなので横転してしまいますが、他のハマシギと同様に、健気に砂をつついていました。
その他の鳥情報
メジロガモの♀1羽がホシハジロ、キンクロハジロと一緒に池を泳いでいました。しばらくして、メジロガモは中海方向へ飛び去ってしまいました。明日以降も出現するか要注意ですね。