コハクチョウやカモなど、冬の鳥が次々と繁殖地へ旅立つこの時期、水鳥公園では春の環境管理作業が始まります。
今日は、その先駆けとして園内のヨシ原の刈り払い作業を行いました。作業に参加してくださったのは、米子青年会議所の皆様15名です。
ネイチャーセンター北側のヨシ原全域を刈り払うことが今日の目標です。作業開始!
小雨が降る肌寒い中、皆さん頑張ってカマを振ってくださいました。刈り払い機の取扱い経験者が少なかったので、殆んどの方は手作業でヨシを刈って下さいました。
2時間後、ほぼ予定どおり作業が終了。この続きは、水鳥公園友の会の皆さんが来週日曜日に行う予定です。
ヨシ原は、放置しておくと年々ヨシが貧弱になり、やがてススキなどに置き換わって湿地が乾燥化してしまいます。そのため、ヨシ原を維持するためには、定期的にヨシ原を刈り払う必要があります(野焼きが理想的) 。そうすると、後に元気なヨシが伸びてきて、旺盛なヨシ原がよみがえって、生き物の住みかや池の浄化の役割を果たしてくれます。
このような環境管理作業には大変な人手と労力が必要です。水鳥公園の自然環境は、多くのボランティアさんの活躍によって支えられているのです。