2009年12月23日水曜日

クッチャロ湖からのお客さん

今朝、水鳥公園には70羽のコハクチョウがいました。その中に、緑色の首輪をつけた個体がいました。

1997年に、水鳥公園で「105Y」と刻印された緑色の首輪をコハクチョウにつけて放した後、2006年冬まで水鳥公園に帰ってきていました。そのため、「105Y復活か?」と思いながらよく見ると、「175Y」と刻印されていて、さらには発信機が付いていました。105Yとは別個体でしたが、あなたはどこから来たの?




調べた結果、この個体は、今年の11月2日に北海道のクッチャロ湖で発信機を付けられた個体だという事が分かりました。日本のハクチョウの玄関口であるクッチャロ湖と中海とは、やはり繋がっているのでした。

この発信機には、ソーラーパネルが付けられています。
この後、繁殖地へ渡る道筋や、繁殖地がどこなのか、発信機の電波が順調に追跡できたら興味深いですね。