今日は、台風接近に伴う雨天です。
池の岸辺には、サギたちが群れてじっとしていました。
雨に濡れながらじっと動かないサギの群れ。
よくみると、手前にいるコサギたちは普通なのに、
アオサギたちの首がありません。
はじめてみる方はびっくりするかもしれませんが、
このアオサギたちは、おりたたんだ首の下にくちばしを差し込んで、
眠っています。
あごをひいて真下を向いた姿勢になっているのです。
多くの鳥は、真後ろを向いて背中の羽毛にくちばしを埋めて
眠るのですが、サギたちはこの様な姿勢で眠ります。
冷たい雨でくちばしが濡れて、
体が冷えないようにするための工夫です。
雨の日は、晴天時には観察できない野鳥たちの
さまざまな珍行動が見られます。
(きりぎりす)