2022年12月18日日曜日

ツクシガモとユリカモメが大量飛来!

今日は予報どおりの寒い日でした。一日中、北西の冷たい強風が吹き荒れ、鳥たちは少しでも風当たりが弱い場所に集まっていました。

ネイチャーセンター左手のヨシ原の陰に群れるカモたち。6:52撮影。



7:12にマガンが採食に飛び立ちました。飛び立って間もなく、湖岸堤防の外側に急降下して低空飛行して見えなくなったので、数は数えられませんでした。



曇天ながら雲は高く、雪雲の合間から時々大山が見えました。すそ野まで雪をかぶった大山が見えたのは今季初めてです。7:19撮影。


7:29撮影。



今日は吹雪いたりやんだりの繰り返しでした。吹雪いたときは遠景が真っ白に霞んで見えなくなりました。

比較として、7:19撮影の風景。


そして、吹雪いている真っ最中の12:13撮影の風景。



この極端な寒さに、鳥たちにも大きな動きがありました。ツクシガモが昨日の9羽から一気に増えて29羽確認できました。今年の2月に記録した最多記録の27羽から2羽上回り、記録を更新しました。

ツクシガモは数か所に分散していたので、同じ枠内に全て収めることはできませんでした。この写真には11羽写っています。7:48撮影。


ネイチャーセンター目の前にやってきたツクシガモのオス。15:08撮影。











強い西風の影響で、トモエガモもネイチャーセンターに近くに寄ってきていました。10:11撮影。











ネイチャーセンター前のカモ島に、ツクシガモと羽色が似ているハシビロガモが集まりました。さて、この中には何羽ツクシガモがいるでしょう?11:42撮影。
















ツクシガモ以上に目立っていたのが、ユリカモメの群れです。75羽確認しましたが、さらにもっと増えていたかもしれません。池の中央からネイチャーセンターの近くにかけて群れ飛び、離着水を繰り返しながら水面をこまめにつついて何かを採食していました。アカエリヒレアシシギとそっくりな動きでした。
7:56撮影。
















8:04撮影。
















ネイチャーセンター南側の杭の先にとまったモズ。寒いので、先日ご紹介したジョウビタキと同様、お腹がまん丸でかわいいです。11:34撮影。







今朝はコハクチョウが0羽でした。開園以来、コハクチョウシーズンの明け方にコハクチョウが0羽だったことは、ほとんど記憶にありません。しかし、夕方にコハクチョウ2羽、オオハクチョウ4羽がねぐら入りして、辛うじて今日の0羽という記録は回避できました。一方マガンは、510羽くらいがねぐら入りしました。

(きりぎりす)