2023年7月13日木曜日

幼鳥が楽しい季節

今日は午前中に大雨が降ったあと、その後は小雨が降ったり止んだりの天気でした。午後13:40頃、事務室でパソコンに向かって仕事をしていると、外からカッコウの声が聞こえてきました。すぐに園路に出て探しましたが、残念ながら姿は見えず。

せっかくなので、カワセミ観察壁まで散策することにしました。



壁の穴からのぞいてみると…



!!!



(お分かりいただけただろうか…)

壁の向こうにはカワセミ幼鳥がたたずんでいました。お腹が黒いので、先日の幼鳥かな?そーっとズームで写真を撮ろうとしたのですが、こちらのソワソワした気配に気づかれてしまったようで、池の方に飛んで行きました。




桟橋より奥側の園路は、連日の雨で大きな水たまりができています。ゆっくり歩けばスニーカーでもなんとか渡れるくらいですが、長靴があると便利です。




メダカ池も雨で増水しています。あふれた水が陸地のエリアまで広がって、水面がいつもの2倍以上に広がっています。





池をのぞいてみると、草地に1㎝ほどのメダカの幼魚がたくさん泳いでいました。





晴れ間に大声でさえずるオオヨシキリ。春先からずっと鳴いているせいか、喉の羽毛が抜けて、お肌が見えています。蒸し暑い今の季節には、涼しくて良いかも?


草むらの中には、お昼寝中のカルガモ親子の姿が。



出てきたところを見ると、かなり大きくなった幼鳥6羽の親子でした。最近の水鳥公園では、小さなヒナから大きなヒナまで、いろんな成長段階の幼鳥が見られます。初夏ならではのお楽しみポイントです。



閉館後、観察ホールの手すりにやってきたイソヒヨドリの幼鳥。



ピョンピョン跳ねて目の前まで来て、




こちらに気付いて慌てて向こうへ飛んでいきました。幼鳥は油断していることが多いので、動きが面白くてかわいいです。



大雨や雷が続き、そろそろ梅雨が明けて欲しいと思う今日このごろですが、晴れたら一気に暑くなりそうです。あっというまに7月も半ばに差し掛かりましたが、暑さ対策のうえ、初夏の幼鳥観察にぜひお越しください。

(みとら)