2014年2月16日日曜日

トレイルカメラ

現在、水鳥公園の池の岸辺に、トレイルカメラが十数台設置してあります。鳥取大学の研究の一環で、池の岸辺にやってくる哺乳類の撮影が目的です。カメラの正面9m以内に動物が近付くと、24時間いつでも自動で撮影されるようになっています。



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ネイチャーセンター前浜に設置されているトレイルカメラの前を歩くオオバンたち。カメラにはどんなふうに撮影されているのか、写真を見るのが楽しみです。



��文・写真:きりぎりす)

1羽足りな~い!

昨日の午後、園内中央部の池の岸辺で、白いカモのような鳥がノスリに食べられていました。その数十メートル脇には、ハヤブサの若鳥がいました。おそらく、ハヤブサが仕留めた獲物をノスリが奪い取ったのでしょう。ノスリが去った後、ハヤブサが獲物を奪還して食べ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラスがそれに続き、白い鳥は食べつくされました。



食べられている白い鳥の姿が時々見えましたが、私にはそれがツクシガモのように見えました。まさか、近頃園内に居ついているツクシガモ12羽のうちの1羽がやられたのか?

確かに、食べられている現場は、いつもツクシガモたちが休憩している岸辺のすぐそばです。嫌な予感がしました。



そこで今日の午前中にその現場に行って、食べられた鳥の残骸を探してみました。すると、ツクシガモの羽毛が散らばっていました。悪い予感が的中しました。



その後、園内にいるツクシガモを数えてみました。



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��、2、3、4。





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��。





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��、7。



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��、9、10。






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��1。(左の個体は10羽目)



やっぱり1羽足りな~い!



よりによって、中海全体でも十数羽しかいないと思われるツクシガモを襲わなくてもいいじゃないか、と思ってしまいますが、仕方ないですね。



オジロワシは、昨日から姿が見えません。

ヘラサギは、ネイチャーセンターの前浜をねぐらにしているようで、早朝はいるのですがすぐに飛び去り、夕方になると安来方向から飛んできて前浜に舞い降りてきます。

コハクチョウは110羽前後が塒入りしていて、朝9時ごろにはすべて安来方向へ飛び去り、夕方5時半過ぎまで帰って来ない日が続いています。

オオハシシギ2羽は健在です。次の写真の中で、どこにいるか分かりますか?



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��文・写真:きりぎりす)



2014年2月15日土曜日

コハクチョウが目の前に集まる理由

米子水鳥公園では、今年はネイチャーセンターの前がコハクチョウの塒になっています。

今日は、ヘラサギやツクシガモ、オオハシシギも寝ていました。朝出勤すると、100羽以上のハクチョウが目の前で寝ていて壮観です。



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でも、広い水鳥公園の中で、なぜわざわざネイチャーセンターの前で寝るのでしょう?



実は、米子水鳥公園ではコハクチョウや浅瀬を生息地とする他の水鳥達のために、ネイチャーセンターの前に浅瀬を作っています。

また、ここがヨシに覆われないように、夏の間に草刈りや草抜き、島づくりをして、鳥のための環境を整えているのです。



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特に今年は、5年前に作った島の陰がちょうどよい深さの浅瀬になっていて大人気です。



このように米子水鳥公園は、水鳥達の生息地を守る為、様々な工夫をしています。





米子水鳥公園の環境管理活動

http://www.yonago-mizutori.com/blog/kankyou/

Jr.レンジャーの活動

http://www.yonago-mizutori.com/event/j/







2014年2月13日木曜日

今の鳥の様子20140213

現在、コハクチョウはおよそ130羽が水鳥公園をねぐらとしています。



早朝はネイチャーセンターの前に集まっていますが、朝9時までにはほぼ全てが安来方向へ飛び去ってしまい、閉館後まで帰ってこない日が続いています。



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安来平野へ向かうコハクチョウたち。開館直後にお越しいただければ飛び立つ様子が観察できるかも。



その他注目の鳥として、ツクシガモ12羽、オオハシシギ2羽、ヘラサギ1羽は今朝も健在です。しかし、発見後毎日姿を見せていたオジロワシは、今日現在(14:50)まだ姿を見せていません。

→夕方に現れました!よかった~♪



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閉館間際に、ネイチャーセンター前浜に舞い降りてきたヘラサギ。今日は、開館時と閉館時にしか姿を見せませんでした。昼間はどこに行っているのかな?

越冬中のヘラサギの白い羽毛が、春が近づくにつれてどんどん茶色く汚れていくのは毎年の傾向です。しばらく姿を消して戻ってくる度に汚れてくるような気がします。一体どこで汚れて来るのでしょう。不思議です。



��文・写真:きりぎりす)

2014年2月7日金曜日

オジロワシ今日もいます!

5日に確認されたオジロワシは、期待通りその後毎日姿を見せています。といっても、連日の吹雪で視界不良のため、黒い影のようにしか見えませんでした。

しかし、今日はようやく雪が止み、大山の裾野まできれいに見えるようになりました。そんな中、オジロワシが園内中央部の島にやって来ました。



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ようやくワシらしい姿が見えました。

それでも、距離は500mくらい先。まだまだ遠いです。



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ハシボソガラスがしつこくちょっかいを出すので、オジロワシは迷惑そうに転々と居場所を変えていました。最終的には、カラスに追い出されるように飛び去ってしまいました。

右隣にハシボソガラスがチラリと写っていますが、オジロワシは翼を広げるとやっぱり大きいですね~♪



しばらくは寒い日が続く予報なので、嵐を呼ぶ鳥オジロワシも居ついてくれるのではないでしょうか。



��文・写真:きりぎりす)

2014年2月6日木曜日

オジロワシがやってきた!

コハクチョウが北へ渡り始めたと思ったら、この冬最強クラスの寒波が来て大雪になりました。コハクチョウの北帰行も一時中断して、昼間はみんな安来方面に出かけるようになっています。



そんな中、今季はもう来ないだろうと思っていたアイツが現れました。ボランティア解説員のIさんが発見!



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オジロワシです。1~2年目の若鳥と思われます。

ネイチャーセンターから800m近く離れているうえに、やみ間のない吹雪で超視界不良。どう頑張ってもうまく写りませんでした。オジロワシは、最も寒い時期にやってくる真冬の使者です。コハクチョウの北帰行が確認されてから真冬の使者がやってくるなんて、おかしな話ですね。でも、今日は絶好のオジロワシ日和。オジロワシは、吹雪の中現れる鳥なのです。



12:30頃に見つかったオジロワシは、夕方まで観察できました。

初めは木の枝先に止まって長時間じっとしていましたが、次に見たときは水鳥公園を取り囲む堤防の上に降りていて、鳥(カモかも?鳥の入手方法は不明。)を食べていました。そして16:30頃、安来方向へ飛び去りました。



過去の記録を見ると、オジロワシは初確認後しばらく居つく傾向があるので、明日以降も出会えるかもしれません。また観察の楽しみが増えました♪



●今日の鳥 2014年2月5日 雪降りっぱなし!

コハクチョウ 171羽 アメリカコハクチョウ1羽含む。北帰行は足踏み中!

ツクシガモ 7羽

ヘラサギ 1羽 寒い中頑張ってます!

タシギ 5羽

オオハシシギ 2羽 今日も仲良し!

カモメ 1羽 この鳥も早春によく来ます!

カワセミ 1羽 メダカ池に通勤!

オジロワシ 若鳥1羽 しばらく滞在してね~♪

トビ 2羽 オジロワシのおこぼれが欲しい!

チュウヒ 2羽 同上。

ハシボソガラス 2羽 同上。

ハイイロチュウヒ メス1羽

オオタカ 成鳥1羽 今季はあまり現れません。

ツグミ 12羽 ハチジョウツグミも1羽いました。

シロハラ 1羽 ツグミに混じる。



など、34種およそ1500羽。



��文・写真:きりぎりす)

2014年2月2日日曜日

過去最早の北帰行確認!

今朝7:15頃、米子水鳥公園のコハクチョウ約70羽が、北東方向へ飛び去るのを確認しました。水鳥公園開園以来、最も早い時期の北帰行の初認です。



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今日は最高気温17℃の晴れ予報。絶好の北帰行日和です。そこで、日の出前から旅立ちそうな群れがいないか見張っていました。今朝は、コハクチョウ462羽、オオハクチョウ4羽がいました。







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すると、大山の真下に集まり始めたコハクチョウの一群を発見。これは怪しい。







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そして7:15、怪しい群れが一斉に飛び立ちました。そこで、この群れが飛び去る方角に注目。南寄りなら採食地への移動、北寄りなら繁殖地への旅立ちです。



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水面から南方向に飛び立った群れは、時計回りにぐるりと旋回して南東方向へ向かいました。その後、北寄りへ大きく進路を変え、大山の左側、北東方向へと飛び去りました。今季の北帰行の初認です。



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そして7:22頃、日の出を迎えました。



今季はまだ1月なのに妙に春っぽい日が続き、ハクチョウたちも1月24日頃から急に増えだしました。昨日も、米子市内の複数個所で東方向へ向かうコハクチョウの群れの観察情報が寄せられていました。今年はかなり春の到来が早くなりそうな雰囲気です。

でも、明後日からは再び真冬の天気に逆戻りする予報が出ているので、すでに旅立ったハクチョウたちが引き返してくるのでは?と心配しています。





さて、いよいよ水鳥公園で最もコハクチョウ観察が面白い時期になってまいりました。これから3月中旬ごろまで北帰行の観察のチャンスがあります。そこで、北帰行を観察したい方に、観察のポイントをご案内します。



��.朝7時ごろに水鳥公園にお越しください。

��.園内の池の東端(大山寄り)に集まっている群れに注目しましょう。

��.飛び去る群れから目を離さず、飛び去る方角を見届けましょう。

��.悪天候明けの早朝が狙い目!

��.ネイチャーセンターからの観察が最もおすすめ!



以上です。

なお、毎年3月の第1土曜日の早朝に、「さよならコハクチョウ!」と題した北帰行観察会を開催しています。今年は3月8日土曜日、予約不要の当日受付、朝7:00ネイチャーセンター集合、8:30解散予定です。是非ご参加くださいませ。



��文・写真:きりぎりす)