昨日の夕方、水鳥公園にねぐら入りしたコハクチョウたちが大騒ぎしていたので、今朝は大規模な北帰行が見られるかも、と期待して出勤しました。
日の出前に、園内の池の一番奥にコハクチョウが集まっていました。このように、明け方に園内の大山寄りに集まっているコハクチョウの群れは、北帰行する可能性大です。案の定、この群れは北東方向へ旅立っていきました。
朝日で黄金色に輝く水面で旅立ちの時を待つコハクチョウたち。
大山の北側へ向かって飛ぶコハクチョウの群れ。
今朝は、7:00~8:00に北帰行が観察できました。数十羽の群れが長い編隊を組んで飛び去る様は壮観です。
水鳥公園で見られる北帰行には、続々と大きな群れが旅立つ日が毎年一日ありまして、それをレンジャーの間で「大北帰」と呼んでいます。今日もまあまあの賑わいでしたが、「中北帰」くらいかな?
この後に、もっと大規模な北帰行が見られる日が来ることを期待しています。
また、8:30~9:00頃にかけて、安来方向から続々とコハクチョウが飛来し、水鳥公園上空を通過して北東へ去っていくものや、螺旋を描いて舞い降りてくるものもいました。安来のふゆみずたんぼを拠点にしていたコハクチョウも移動を始めています。
今の時期は北東方向へ飛び去るのがほとんどですが、3月になると真北へ飛び去るものが見られるようになります。コハクチョウの北帰行は3月中旬ごろまで見られます。お天気が良い日の早朝、水鳥公園のほとりに立ってみませんか?