本日行いました鳥類標識調査で、
ノゴマが27羽標識できました。
昨年は10月27日に、ノゴマを過去最多の29羽を標識して
「のごまつり」とご紹介しましたが、
今年は今がノゴマの渡りのピークのようです。
調査中に4~5羽逃げられたので、
それらを逃がさなければ最多記録更新でした。残念。
本日の調査結果
ノゴマ 27羽
コヨシキリ 50羽
セッカ 1羽(Rp:再捕獲)
オオジュリン 2羽(園内では今季初認)
以上、4種80羽
ノゴマ(メス)。
捕獲された個体のほとんどが幼鳥でした。
渡りのピークが過ぎたコヨシキリ。
それでもまだたくさんヨシ原にいます。
コヨシキリもほとんどが幼鳥でした。
足環付きのセッカも捕獲できました。
10月7日に園内で標識された個体でした。
このように、標識された個体が再捕獲されることで、
標識調査の真価が発揮されます。
そして、今季初標識のオオジュリン。
水鳥公園のヨシ原に飛来する秋の主な渡り鳥のうち、
最後に登場する鳥です。
一部は水鳥公園に留まって越冬します。
調査中、早朝の水鳥公園の上空をコハクチョウが飛び交っていました。
明け方に園内にいたのは49羽でしたが、
その後、水鳥公園から飛び立ったり、他から飛来したりして、
何羽いるのか分からなくなりました。
11:30頃にあらためて数えてみたところ、
コハクチョウは70羽いて、幼鳥が5羽含まれていました。
カモ類は約7000羽いて、ピークまでもう少しです。
かなり園内が賑やかになってきました。
(きりぎりす)