今日は朝は寒かったのですが、その後どんどん暖かくなりました。
ハクチョウたちも、今日は暖かくなることを知っていたのか、
日が昇っても水鳥公園から田んぼへ出かける気配が全然なく、
一日中園内でのんびりすごしているものが多かったです。
今朝6:50に確認したハクチョウ類の数は、
コハクチョウ69羽
オオハクチョウ13羽
コブハクチョウ7羽
でした。
このほか、マガンも約100羽いて、6:54に採食に出かけた後、
9:46に昼寝に帰ってきて、そのまま夕方までのんびりしていました。
一日中園内でのんびり過ごしているオオハクチョウ。
もう師走だというのに、ツバメが2羽まだ飛んでいました。
今日一番のビッグニュースがこちら。
12:05頃にコウノトリ1羽が水鳥公園の南側を通過していきました。
逆光の空を飛ぶ中、辛うじて読み取れた足環の色
(左脚:赤/黒 右脚:黄/黒)から、J0135と思われます。
トビにつきまとわれるコウノトリ。
トビは翼開長が150㎝以上もあるかなり大きな鳥ですが、
コウノトリと並ぶと小さく見えてしまいます。
このままコウノトリは、旋回して高度をゆっくりと上げながら、
北西方面に飛び去りました。
それにしても、なぜ水鳥公園のすぐそばまで来て、
舞い降りてくれなかったのでしょう。
コウノトリにとって、何か魅力に欠けていたのかと思うと、
とても残念です。
開園以来、コウノトリが園内に舞い降りてくれたのは、
2001年10月から2002年3月にかけて滞在した1度限りです。
近頃、山陰地方にコウノトリが頻繁にやってくるようになってきたので、
ぜひまた、米子水鳥公園に居ついてくれる個体が現れることを期待します。
(きりぎりす)