2021年10月20日水曜日

初めてオシドリが目の前に接近!

今朝8:30のネイチャーセンターからの風景。急に寒くなったせいか、急激にカモ類が増えて園内が賑わってきました。すでにコハクチョウの姿はなく、全て田んぼに採食に出かけたようです。










ネイチャーセンター目の前にもオナガガモを中心にたくさん集まっていて、長閑でいい雰囲気です。










ふと、目の前の丸木作に並んでいるカモをみていたら、さりげなくオシドリが混じっていて驚きました。しかも6羽!警戒心が強いオシドリがこんなにネイチャーセンターに接近したのは初めてです。

換羽中のオス。









生殖羽に換羽が終わったオスと、換羽中のオス。

















可愛らしいメス。











あまりにも珍しい光景なので、すぐにその場にいるお客様にご案内したのですが、注目が集まったことを察したオシドリたちは、みな遠くに飛び去ってしまいました。周りにいたオナガガモは逃げなかったのに、やはりオシドリは用心深いです。

その後、園内のあちらこちらにオシドリの小さな群れがいるのに気づき、合計オス7羽、メス11羽を確認しました。この秋はオシドリがよくやってきて、かつ近距離に寄ってきてくれます。


今日はダイサギも多数群れていて、50羽以上いました。普段こんなに集まっていることはなく、珍しい光景です。ダイサギたちも渡りの途中なのでしょう。










ヨシ原の陰には、ツルシギが2羽潜んでいました。












ついこの前まで真夏の暑さだったのに、突然秋を通り越して冬がやってきたような寒さになり、鳥たちの動きも活発になってきました。

(きりぎりす)