2024年12月28日土曜日

展示室の展示物の貸し出し「佇む」

 普段は展示室で常設展示されているコハクチョウのバードカービング「佇む」は、下記の展示会に出張します。米子水鳥公園に近い場所ですので、あわせてお立ち寄りください。



米子しんまち天満屋回転35周年特別企画

 「木鳥 小鳥 kotori kotori」門永哲郎作品展

会期:2025年1月2日(木)〜13日(月・祝)10:00〜18:00
   ※最終日は16:00まで
会場:米子天満屋3階 美術画廊(鳥取県米子市西福原)



※飛び立つコハクチョウを表現したバードカービング「飛翔」は、お正月も米子鳥公園で見ることができます。

ポタちゃん

2024年12月26日木曜日

門松を飾りました 年末休業は12月29日から

ネイチャーセンターの玄関に門松を飾りました。
竹以外は園内で採集して制作した、特製の門松です。












クロマツ、ササ、オオバヤシャブシは
まだ緑の葉があります。

ツルウメモドキ、トキワサンザシ、クロガネモチ、
トベラの実の赤がとてもきれいです。

早速、ジョウビタキが食べられる実がないか、
探しに来ていました。


米子水鳥公園は、令和6年12月29日〜31日までが休館、
令和7年のお正月は元旦から開園いたします。

特に1日は朝7:00から開園していますので、ぜひおいでください。

(ポタチャン)

2024年12月23日月曜日

ヘラサギ確認

昨日より少し寒波が緩くなり、鳥が戻ってきたのでしょうか。
今日は、青空が見えます。

ヘラサギを1週間ぶりに確認しました。

ほとんどいなくなったと思っていたトモエガモ30羽ほど観察できます。











ヘラサギは飛び去るところしか撮影できませんでした。

ネイチャーセンター目の前のツクシガモは、
今日も健在です。とても近いです。











昨日から冬休みイベントとして、
「カモのしおりを作ろう!」
「鳥の巳(へび)年年賀状を書こう!」
両コーナーを開設中です。

参加無料ですので、ぜお立ち寄りください。










メリークリスマス!



2024年12月22日日曜日

キジのケンカ

ネイチャーセンターの展望ホールで
「水鳥の絵を描く会Part1」が開催されている最中、
展望ホールからよく見える広場で
キジのオスがケンカをしていました。

ネムノキの枝越しに、その様子を観察しました。


互いに身を低くして間合いを測り、
飛び蹴りをする機会をうかがっていました。
9:19撮影。











いつもならば、
ここで何度も飛び蹴りを交わすところですが、
場所が狭いせいか、お互いになかなか蹴りが出ません。
2羽でにらみ合いながら、
背景の生垣の裏へと去っていきました。

ライバルが奥のベンチの裏へと移動したので、
その後を追うオス。9:20撮影。


もしかしたら、生垣の裏の「バッタの道」で、
ケンカの続きが行われていたかもしれません。

(きりぎりす)

ケイムワンさんから寄付

今年もCame one(ケイムワン)"米子市法勝寺町"さんから
公益財団法人 中海水鳥国際交流基金財団にご寄付を頂きました。










代表して館長の神谷が頂きました。
公園の活動のために大切に使わせていただきます。

ありがとうございました。

2024年12月21日土曜日

早朝開館20241221

毎週土日は、早朝7:00開館の米子水鳥公園です。
今朝はマガンの群れ350羽いました。朝7:20頃飛び立ちました。


早朝は、鳥に配慮して館内の電灯を暗くして
開館しています。



コハクチョウが20羽ほどねぐらをとっていました。


桟橋の近くにツクシガモがいました。池全体で20羽以上います。



ヒシクイの群れも10羽ほどいました。こちらはマガンと別行動で7時30分ごろ飛び立っていました。先週はサカツラガンが一緒に行動していたのですが、本日は観察できませんでした。

 

2024年12月20日金曜日

最近の鳥の様子20241220

先週は、オナガガモとトモエガモの大群が
飛来して圧巻でしたが、
今週はトモエガモの大群が飛来せず、
つばさ池がやや寂しくなっています。
大群はいなくなりましたが、
トモエガモはまだ少数みられます。

オナガガモは多数いますが、
先週よりは半減している印象です。

その一方で嬉しいことは、
ガンの群れが時々ねぐら入りするようになったことです。
今季はこれまでガン類のねぐら入りが少なく、
ヒシクイの小さな群れが飛来するだけでしたが、
今日もマガンが数百羽ねぐら入りしました。
明日の早朝にねぐら立ちが見られるか、楽しみです。

サカツラガンは15日以降確認できておりませんが、
明日の早朝、マガンの群れの中にいたらいいですね。

(きりぎりす)

2024年12月15日日曜日

サカツラガンがいた!

今朝、ネイチャーセンターの目の前で
ハクチョウ1羽とシラサギ類が夜を明かしていました。
6:45撮影。











このハクチョウはオオハクチョウでした。
6:50には飛び去ってしまいました。
6:46撮影。
















6:10頃は閑散としていた水面が、
6:15~6:45にかけて西から続々とカモの群れが飛来して、
あっという間ににぎわいました。6:47撮影。















右手に見える杭の列には
コサギがねぐらをとっていました。
6:58撮影。















マガン半島の裏からガンの群れが出てきました。
ヒシクイ29羽、マガン2羽、サカツラガン2羽でした。
7:12撮影。












ガンたちは7:35に飛び去りました。7:36撮影。















今季はトモエガモが多数飛来していて、
今朝も大群が飛び交う様子が見られました。
7:19撮影。


近頃は園内にハクチョウ類がほとんどいませんが、
オナガガモとトモエガモの大群が今のおすすめです。

また、久しぶりにヘラサギが1羽現れました。
ネイチャーセンター北側の岸辺にしばらくいた後、
早朝のうちに姿を消しました。

サカツラガンが2年連続で確認されました。
今後も姿を見せてくれたらいいですね。

(きりぎりす)

2024年12月14日土曜日

トモエガモが過去最大の賑わい!

今季はこれまでになくトモエガモの数が多いです。

明け方にねぐら入りした大群が、
昼間に何度も飛び立って上空を飛び交う様子が
見られました。

7:39みとら撮影。



12:46撮影。
















12:49撮影。
















12:50撮影。
















今日は群れの規模が特に大きく、
最大で一万羽くらいいたのではないかと思います。

(きりぎりす)

2024年12月13日金曜日

トモエガモ2500 羽
















今日は、午後から寒波が入ってくるということで、
園内のカモ類が少なくなる予想をしていたのですが、
午後になってから2000羽ほどのトモエガモの群れが
園内に入ってきました。
それまで園内にいた群れと合わせると、
2500羽ほどでしょうか。誤差も考えると、
3000羽いてもおかしくないぐらいです。










池の奥のほうには、
マガモとツクシガモの群れがいました。

















手前のほうには、
こちらも大群の1500羽ほどのオナガガモが
浮かんでおり、壮観な景色です。

















トモエガモの群れは、夕方16:55頃、
南西方向へ帯になって飛んでいきました。

(ポタチャン)

2024年12月11日水曜日

2シーズンぶりの白いトモエガモ

今日もたくさんのオナガガモとトモエガモで園内が賑わいました。
14:55撮影。
















トモエガモは1000羽くらいいたのですが、
その中に白っぽい個体が1羽混じっていました。
トモエガモの白変個体です。

トモエガモの群れに混じっていた白変個体。
16:13撮影。












トモエガモの白変個体は、
2023年2月8日に「ラテガモ」と紹介した時以来、
2シーズンぶりの記録です。
前回は約500m先でしたが、今回は約250m先にいて、
比較的よく見えました。
でも曇天で暗かったので、もっと近くで観察したいものです。

2023年の個体はもっと白っぽかったので、
今回の個体は別個体の印象を受けました。
これは、羽毛の鮮度による濃度の差で、
実際には同じ個体なのかな?

明日以降もトモエガモの群れに要注目です。


おまけ:
珍しい環天頂アークが上空に現れました。
15:03撮影。















(きりぎりす)

2024年12月7日土曜日

今日もカモで賑わっていました

今朝はコハクチョウが15羽いましたが、
そのうちの4羽が田んぼに出かけずに居残りました。
昨日の2羽と同様に、昨晩渡って来たばかりの
グループかな?12:29撮影。













今日も西風が強く、ネイチャーセンター目の前は
オナガガモの大群で賑わっていました。
午前中は1500羽くらいでしたが、
お昼過ぎに新たな群れが合流し、
2400羽くらいに増えました。13:29撮影。
















午前中は、オナガガモの群れに混じって
トモエガモも多数近くで観察できましたが、
お昼頃から風向きが南寄りに変わったせいか、
カモたちが落ち着かなくなり、
頻繁に飛び立って右往左往していました。

ネイチャーセンターの近くにいた
マガモ数羽の群れの中に、
マルガモ(マガモとカルガモの交雑個体)
が1羽いました。
以前から確認されていましたが、いつも居場所が遠く、
今日が最も近距離で観察できました。
体はマガモっぽく、頭はカルガモっぽいオスでした。
15:01撮影。















中海の上空を東からコハクチョウの群れが
飛んできました。
南部町の田んぼからねぐら入りするには
コースが変でした。
そのまま通過して南西の安来へ向かうかと思いましたが、
進路を変えて園内に降りてきました。16:13撮影。













元々いた4羽と合流し、
今日の最多数が25羽に更新されました。
コハクチョウの手前にツクシガモが泳いでいるのが、
いかにも山陰地方らしい風景です。
16:19撮影。












北日本が寒くなった影響か、
新たに渡って来たと思われるコハクチョウが
連日みられます。
これらの群れは夕方まで園内でのんびりした後、
安来方向へ飛び去ります。
この25羽も、後に南西へ飛び去りました。

また、今日は猛禽類が多く現れ、
ミサゴ、ハイタカ、オオタカ、チュウヒ、
ハイイロチュウヒ雄、トビ、ノスリ、ハヤブサ
が確認できました。
これらは冬季に観察できる基本8種なのですが、
コンプリートできる日は珍しいです。

(きりぎりす)

冬の木の実でリースを作ろう

本日は、
自然観察会「冬の木の実でリースを作ろう」
を開催しました。

天然の素材だけでリースとなるように、
クズのツルや園内の剪定予定の樹木から
実や葉っぱを採取して制作しました。

























最初にクズのツルを採集するのですが、
10メートルほどの長さのツルもあり、驚きました。

















園路で、冬の樹木についた木の実の解説。
赤や紺色、黄色などいろいろな色の木の実があります。
トベラ、マサキ、シャリンバイ、トウネガミモチ、
クロガネモチ、ハマヒサカキ、ヘクソカズラ、
オオバヤシャブシ、クロマツ(マツボックリ)など、
いろいろな木々が実や種をつけています。
ナワシログミの実はついていませんでしたが、
葉をリースに飾ると葉の裏の白色がとてもキレイでした。


太いツルから、直径80センチもあるリースを
作られた方もいました。
今日の観察会最大のリースです。
製作時間もより長くかかりましたが
とても上手に作られていました。












風が強く寒い中でしたが、
まるで森の小鳥になったように木の実を探して、
楽しい1日でした。

今回作ったリースの木の実や葉は
枯れて落ちてしまいますが、
土台の輪は再利用できますので、
違う装飾をして楽しむことができます。


(ポタチャン)

2024年12月6日金曜日

トモエガモが眼下に!

昨日初確認されたツクシガモは、
11羽に増えました。
あまり1か所にまとまらず、
池のあちらこちらに分散して過ごしていましたが、
7羽まとまってネイチャーセンターの北東側に
接近してきました。8:58撮影。













園路沿いで、小さな黄色い鳥を見かけた、
という情報を得たので、
カメラを持って確認に行ったところ、
メジロの群れがいました。
ヤツデの花に群がって吸蜜するメジロたち。
ヤツデの花に集まっているのを観察したのは
初めてです。9:41撮影。

























今朝はコハクチョウが2羽いました。
田んぼに出かけずに園内でのんびり過ごしていたので、
昨晩渡ってきたばかりのつがいかもしれません。
9:49撮影。















いつものお気に入りの枝にとまっていた
ジョウビタキのメス。
すぐ近くを歩いても逃げずに落ち着いていて、
とてもかわいいです。9:59撮影。
















水鳥桟橋の向かいの岸辺でくつろいでいた
コハクチョウが、
ネイチャーセンター前を横切りました。10:13撮影。
















今日もネイチャーセンター前には
オナガガモが多数群れていました。
近頃は西風が強いので、
風を避けるために風上側の岸に集まっています。
12:12撮影。
















トモエガモも数百羽群れていました。
トモエガモ名物の集団飛行が何度も見られました。
13:24撮影。















今日はトモエガモがネイチャーセンターの
すぐ近くに寄ってきました。
水際ぎりぎりまで寄っていたオス。
こんなに接近したのは初めてです。
14:27撮影。















仲良く並んで泳ぐオスとメス。
10倍の双眼鏡でも充分鮮明に観察できました。
14:42撮影。















近頃、オナナガモが数千羽ネイチャーセンター前に群れていて、その中にトモエガモが多数混じっている状況が続いています。池中のカモの大多数が目の前に群れている状態なので、とても景色が賑やかで嬉しいのですが、一時的なことだと思いますので、トモエガモを間近で観察したい方は、お早めにお越し頂くことをおすすめします。天気予報で西風の予報が出ていたらチャンスです。

(きりぎりす)