昨日、今日とネイチャーセンターから600mくらい先にトモエガモの大群がみられました。その数およそ1400羽!12月には約3000羽の群れが見られましたが、1月以降は大群が見られませんでした。久しぶりの賑わいです。
500m先のマガン半島のさらに奥に
帯状に群れるトモエガモ。9:31撮影。
トモエガモ名物、密集して空を飛び交う
「マスゲーム飛行」。10:58MARUKOME撮影
そんなトモエガモの群れの中に、
以前から1羽、気になるカモがいます。
カフェラテのような淡褐色の個体がいるのです。
写真中央に注目。14:51撮影。
この個体の風切羽はほぼ白いです。
それにしても遠すぎて、どんな模様なのか
よく見えません。17:09撮影。
そこで、ネイチャーセンターからよりも
はるかに近くで観察できる、彦名東橋広場に
移動して観察を試みました。
観察距離は約250m。
ネイチャーセンターからよりは鮮明に
姿が見えましたが、まだ遠いですね。
殆ど模様がなく、トモエガモの群れに
一緒に居なければ種が分からないほどです。
例えるならば、カフェラテガモ、略して
「ラテガモ」といったところでしょうか。
性も不明ですが、やや体が大きい気がするので
オスかな?17:21撮影。
鳥たちが一斉に飛び立つ「ドドドドッ」という
羽音が聞こえたので振り向くと、
ハイイロチュウヒの雄がネイチャーセンター前を
横切っていました。
高速で水鳥公園の南岸を飛び交う
ハイイロチュウヒ雄。17:23撮影。
ハクチョウの鳴き声が聞こえたので振り向くと、
飛行コースにタカがいたら軽く挨拶をするのは
お約束。頭上をかすめ飛んだハイイロチュウヒを
にらむノスリ。17:23撮影。
高速で突っ込んできたハイイロチュウヒに
驚いて飛び立つトモエガモたち。
しかし、ラテガモとその周囲のトモエガモたちは
平然としていました。17:23撮影。
オオハクチョウのペアが一番乗りで
ミサゴが中海から魚を捕まえてきて、
園内にもちこんで食べる様子がよく見られます。
お気に入りは、300m先に立つ3本杭の右端。
獲物はいつもコノシロです。ちょうど今は
旬の後半に当たるようで、
大きな個体をよく捕らえてきます。
今日は2度もお魚を持ってやってきました。