2023年2月23日木曜日

ソリハシセイタカシギ去る

今朝もコハクチョウの旅立ち(北帰行)を見張っていましたが、
飛び立ったハクチョウたちはみな南方向へ採食に出かけ、
北帰行は確認できませんでした。

6:42のネイチャーセンター前風景。
コハクチョウ138羽、オオハクチョウ5羽、
コブハクチョウが1羽いました。
これまで毎日ネイチャーセンター前にいた
ソリハシセイタカシギ(アボセット)の姿が見えません。
















6:54撮影。












500m先のマガン半島の先端に、
久しぶりにマガンがいました。6:51撮影。
















飛び立つコハクチョウ。7:25撮影。








朝日に照らされる水面とコハクチョウが飛ぶ姿は
とてもきれいでした。7:25撮影。
















続々とコハクチョウが飛び立つ中、
途中で引き返してくる個体もいました。
周りにつられて飛んでしまったけれども、
やっぱりもっと園内でのんびりしたかったのかな?
この個体は家族とはぐれた迷子のようです。
7:18撮影。


オオハクチョウと一緒に泳ぐコブハクチョウ(左)。
このコブハクチョウは普段は大人しいのですが、
突然他のハクチョウたちを威嚇し始める気分屋さんです。
7:36撮影。















安来方面に採食に向かうオオハクチョウ。7:49撮影。
















今日は園内に留まるコハクチョウが多く、
昼間でも数十羽が見られました。
今晩旅立つつもりなのかな?
ネイチャーセンター前にアボセットの姿がないのが
寂しいです。12:10撮影。




今日もツクシガモが集まっていました。
今日は特に数が多く、32羽確認できました。
桟橋から見ると、水面のあちらこちらで
逆立ちしているツクシガモが
白いタケノコのようでした。13:42撮影。















園路を歩いていると、すぐそばの茂みで
「ガサッ、ガサッ」という音が聞こえたので、
音源辺りに注目すると、シロハラが食べ物探しに
勤しんでいました。
メダカ池のそばには、あまり人を警戒しない
シロハラがよくいるので、
これまでシロハラの観察機会に恵まれていない方に
お勧めです。13:43撮影。















近づきすぎなければ、普段通りの行動を
観察させてくれます。13:43撮影。

















16:00現在、アボセットは現れません。
どうやらもう旅立ってしまったようです。
15日(水)に初認だったので、今回は8日間の滞在でした。
2021年9月は1日(即日オオタカに捕食され死亡)、
3羽現れて大フィーバーだった2020年3月は6日間だったので、
今回はよくサービスしてくれたといえるでしょう。
先週末は天気が悪かったので、
せめてこの祝日まで居てくれたらうれしいのに、
と思っていましたが、叶いませんでした。

まだまだ鳥たちの移動の時期真っ只中なので、
また新たに飛来する鳥に期待しましょう。

(きりぎりす)