2023年2月17日金曜日

251種類目の鳥、オオワシ現る!

今朝もコハクチョウの旅立ち(北帰行)を見張りましたが、不発に終わりました。
この春の北帰行初確認は、いつになるのかな?

今朝のネイチャーセンター前の様子。8:25撮影。















今日も500m先のマガン半島にハクチョウが
集まっていました。
コハクチョウ91羽、オオハクチョウ2羽、
コブハクチョウ1羽を確認しました。8:25撮影。















300m先の浅瀬にもコハクチョウが集まっていました。8:25撮影。















ソリハシセイタカシギも無事、3日目の朝を迎えました。
8:25撮影。
















正午に、臨時解説員のNさんがネイチャーセンターから出て園内を歩いていたところ、水鳥公園の裏門付近の電柱にとても大きな鳥がとまっているのを発見。その通報を受けて「きりぎりす」と「みとら」が現場に急行。こんな感じでした。

電柱の先端に、強烈な異物感を放つ物体を確認。
12:06みとら撮影。















様子を見ながら接近してみると、オオワシの幼鳥でした。
めちゃめちゃ大きい!12:07みとら撮影。















オオワシは電柱の先でとても落ち着いていました。
警戒させないように距離を取って観察していると、
ついに飛び立ちました。12:16みとら撮影。
















翼を開くと、より一層大きさが際立ちました。
12:16撮影。
















黄色い大きなくちばしと白い尾が
オジロワシの幼鳥との相違点です。12:16撮影。
















飛び立ったオオワシは、中海を越えて南南西へと
飛び去りました。12:17撮影。










マガン半島周辺にいたオオハクチョウとコハクチョウは、
採食に出かけずに園内でのんびり過ごしていました。
昼間しっかりと休んで、今晩旅立つつもりなのかもしれません。
14:14撮影。









ソリハシセイタカシギは、今日も一日中目の前にいました。
しかし、午前中からお昼過ぎにかけては
ほとんど眠っていました。
午前中は逆光になるので、ソリハシセイタカシギの観察には
順光で活動が活発になる午後がおすすめです。
15:22撮影。
















今日はソリハシセイタカシギの撮影にお越しになるお客様が増えてきて、窓際がやや混雑しました。今後、皆様が気分よく観察、撮影を楽しめるように、撮影場所の譲り合いにご協力をお願い致します。


オオワシは、米子水鳥公園が開園する前に彦名干拓地(現在水鳥公園がある干拓地)で記録があるようですが、開園以降では初めての記録です。ワキアカツグミに続いて水鳥公園の251種類目の鳥となりました。厳密には、オオワシは園内には入ってきていませんが、敷地境界から数十メートルしか離れておらず、園内からはっきりと姿が確認できたので、水鳥公園で確認された鳥とみなします。

飛び去ったオオワシは、また水鳥公園に戻ってきてくれたらうれしいのですが、もし戻ってきて園内上空に飛来したら、今お客様に大人気のソリハシセイタカシギが驚いて飛び去ってしまうかもしれません。

さて、明日以降、どうなるでしょう?

(きりぎりす)