今日は、市内の小学5年生2クラスが総合学習のため来館しました。そして、学習のテーマである水鳥公園や中海についての概要をご案内しました。
展示室で水鳥公園で見られる生き物を見学。オオハクチョウとコハクチョウ、ミサゴ、オオタカ、タヌキなどの剥製に興味津々。
ネイチャーセンターを出て、堤防の上から中海を見ました。子どもたちは、「うわ~、きれ~い!」と歓声をあげました。水面には何度も魚が飛び上がり、命が息づく中海を実感しました。
ネイチャーセンターに戻って野鳥観察。ただ観察するだけでは物足りないので、秋の鳥ビンゴをしていただきました。
今日はちょうどコハクチョウ3が居てくれて、逆立ちして水草を食べる様子が観察できました。
最後に、児童から事前に寄せられていた、水鳥公園や中海についての質問にお答えしました。「中海は生物にとって居心地がよいのか」という質問については、逆に私から「今日見学してみてどう思った?」と子どもたちに尋ねてみました。みんな「居心地がよさそうだった!」と答えてくれました。
数千羽のカモが水面でのんびり過ごす水鳥公園や、元気よく魚が跳ねる中海。中海はたくさんの生き物たちにとってかけがえのないすみかだ、ということを子どもたちに感じてもらえたようです。