現在、最注目の春のシギ、ツルシギ。
現れてもすぐにいなくなってしまう種類も多い中、
ハマシギと並んでいつも安定して
姿を見せてくれる、貴重な存在です。
今日は4羽確認されています。
最近は、大きな池の南岸の小さな池や、
ネイチャーセンター左手のドーナツ島にいることが多く、
かつ枯れヨシに隠れて眠っていることが多いなど、
なかなかはっきりと姿を見せてくれないのですが、
前浜にやってきた1羽をみると、かなり黒くなっています。
他の個体はまだ冬羽のままで換羽があまり進んでいませんが、
この個体は特別に換羽が早いです。
この個体の夏羽の換羽状況は30%くらいかな?
他の個体はまだ10%未満で、ほぼ冬羽のままです。
現在発行準備中の、
広報よなご2020年5月号のコラム「レンジャー通信」では、
冬羽から夏羽に換羽するツルシギについて紹介予定です。
市外の方でも米子市HPから閲覧できますので、
発行されましたら是非ご覧ください。
今月下旬ごろに発行される見込みです。
昨年は、美しい夏羽のツルシギが目の前で5羽も観察できましたが、
今年も真っ黒な夏羽に変身した姿を見せてほしいですね。
(きりぎりす)