2020年10月22日木曜日

コハクチョウの通勤生活はじまる

 昨日、昼間でもコハクチョウが多数

園内にいてくれましたが、

今日は一転してほぼすべてが

飛び去ってしまいました。

いよいよ水鳥公園と安来の田んぼを行き来する

通勤生活を始めたようです。

今日が開園25周年記念日なのですが、

寂しい記念日となってしまいました。


10:26の園内風景。

コハクチョウはほぼすべて外出。

カモ類が4000羽位いますが、

今季はなかなかこれ以上増えません。









11:30頃、

ネイチャーセンターから右手に見える岸辺で

オオタカの成鳥がカモを捕らえました。

すぐそばにもう1羽成鳥がいましたが、

獲物を奪おうとはせず、その場を去りました。

私はオオタカが他のタカから獲物を

奪おうとする様子は見たことがなく、

獲物を横取りするのが当たり前のタカ類の中で、

紳士的な印象を受けます。









大きさと脚の色から、犠牲になったのは

ハシビロガモのようです。
















オオタカが獲物を食べ始めると、
ハシブトガラスが2羽、
おこぼれを狙って集まってきました。














一度はチュウヒに獲物を譲ったオオタカでしたが、
チュウヒが殆ど食べずに飛び去った後、
獲物を奪還。
ハシブトガラスには譲りませんでした。














13:30頃に飛来した2組のコハクチョウのうち、
一方はオオハクチョウとコハクチョウの
コンビでした。
異種同士ですが、つがいのような距離感で
仲良く行動していました。
オオハクチョウは今季初認です。














冬鳥が続々と飛来する一方で、
まだ滞在しているチュウサギ。
18日、19日には、コシアカツバメの大群が
上空を通過していったのを観察しており、
夏鳥とのお別れの時期を実感しています。
チュウサギはいつまでいるかな?



夕方、暗くなるにつれてコハクチョウたちが
次々と安来方向から帰ってきました。
17:20頃までに120羽位まで数えましたが、
正確には明日の早朝に確認しないとわかりません。















(きりぎりす)