昨日、昼間でもコハクチョウが多数
園内にいてくれましたが、
今日は一転してほぼすべてが
飛び去ってしまいました。
いよいよ水鳥公園と安来の田んぼを行き来する
通勤生活を始めたようです。
今日が開園25周年記念日なのですが、
寂しい記念日となってしまいました。
10:26の園内風景。
コハクチョウはほぼすべて外出。
カモ類が4000羽位いますが、
今季はなかなかこれ以上増えません。
11:30頃、
ネイチャーセンターから右手に見える岸辺で
オオタカの成鳥がカモを捕らえました。
すぐそばにもう1羽成鳥がいましたが、
獲物を奪おうとはせず、その場を去りました。
私はオオタカが他のタカから獲物を
奪おうとする様子は見たことがなく、
獲物を横取りするのが当たり前のタカ類の中で、
紳士的な印象を受けます。
大きさと脚の色から、犠牲になったのは
ハシビロガモのようです。
オオタカが獲物を食べ始めると、
ハシブトガラスが2羽、
おこぼれを狙って集まってきました。
一度はチュウヒに獲物を譲ったオオタカでしたが、
チュウヒが殆ど食べずに飛び去った後、
獲物を奪還。
ハシブトガラスには譲りませんでした。
13:30頃に飛来した2組のコハクチョウのうち、
一方はオオハクチョウとコハクチョウの
コンビでした。
異種同士ですが、つがいのような距離感で
仲良く行動していました。
オオハクチョウは今季初認です。
冬鳥が続々と飛来する一方で、
まだ滞在しているチュウサギ。
18日、19日には、コシアカツバメの大群が
上空を通過していったのを観察しており、
夏鳥とのお別れの時期を実感しています。
チュウサギはいつまでいるかな?
夕方、暗くなるにつれてコハクチョウたちが
次々と安来方向から帰ってきました。
17:20頃までに120羽位まで数えましたが、
正確には明日の早朝に確認しないとわかりません。
(きりぎりす)