今朝の風景。
カモ類が約4000羽くらい。
今年はここからなかなか数が増えません。
そろそろ池の水が冷たくなってきたのか、
これまで岸辺に群れていたメダカが
水深数センチの浅瀬に殺到していました。
ここなら日差しで暖かいのでしょう。
上の写真の中央部を拡大。
昨日初認のタゲリ。
今日は第1回冬羽が2羽いました。
タゲリは中海の南岸や宍道湖西岸など
島根県には多くいるのですが、
鳥取県では数が少なく、
水鳥公園でもあまり見られない鳥です。
16:39に、西の空からヒシクイの声が
聞こえてきたので、
園内に降りてくることを期待したのですが、
飛行高度がとても高く、
水鳥公園には見向きもせずに
上空を北東に通過していきました。
東北地方からではなく、
北西の大陸から渡ってきた群れなのかな?
水鳥公園上空を通過していく
40羽のガンの群れ。
常に後ろ姿で種類が分かりませんでしたが、
最初に聞いた声はヒシクイの声だったので、
ヒシクイの群れかもしれません。
その様子は、2月中旬ごろから見られる
コハクチョウの北帰行そのものでした。
しかし、この群れはしばらくすると左へ旋回し、
北西に進路を変えて飛び去りました。
この時期に、このような変則的な
飛行ルートで飛ぶガンの群れは初めて見ました。
どこを目指して飛んでいるのかな?
16:50頃にコハクチョウの群れが数組飛来してきました。
安来に採食に出かけた群れが帰ってくるにはまだ時間が早く、
東から飛来してきたので、新たに渡ってきた
群れではないかと思います。
17:19の風景。
朝よりもカモの数が増して、
6000羽位になっていました。
今年最高の賑わいです。
今年はなかなかカモの数が増えないので、
もうピークは過ぎたかな、と思っていたのですが、
これからまだ数が増えるかな?
近年は最多で8000羽くらいで止まってしまうので、
久しぶりに10,000羽の群れを見たいものです。
(きりぎりす)