2021年8月4日水曜日

トウネンとオオジシギもやってきた!

今朝、ネイチャーセンター右手に見える浄化設備の横の小さな池に、トウネンが1羽いました。7/28にハマシギ1羽、7/30~7/31にシマアジエクリプス1羽が飛来しており、少しずつ旅鳥の出現が相次いでいます。

夕方に、朝トウネンがいた辺りを見るとまた鳥影が見えたので、まだトウネンが動かずにいるのか、と思いながら望遠鏡で確認すると、オオジシギでした。これはもう、秋の渡りが始まっているのは確実ですね。

小さな池の中央に渡してある、枕木の木道の上に座り込んでいました。










別角度から。長旅で疲れているのか、それとも猛暑にうんざりしているのか、目をショボショボさせながら長時間座り込んでいました。













オオジシギの背景に見える松並木の木陰には、トビとハシブトガラスが相席でとまっていました。普段は犬猿の仲の両種ですが、暑すぎてケンカする気も失せているのかな?

















顔つきと出現時期から、オオジシギで間違いないとは思いますが、もう少し特徴を確認したいと思い見張っていたところ、ようやく立ち上がって羽繕いとストレッチを始めました。








































そして木道をゆっくりと歩いて、すぐ近くの草むらへとゆっくり飛び込んでいきました。お食事の時間のようです。

















オオジシギを見張っていたら、視界の端にシマアジが飛び降りてきました。オスのエクリプスで、先日現れた個体と同じかもしれません。ネイチャーセンター目の前にやってきた直後に姿を消していたのでもう去ったのかと思っていましたが、まだ滞在していたようです。







まだまだ猛暑が続く見込みで全く秋らしさは感じられませんが、そろそろ秋の旅鳥を探し始めたほうがよさそうです。ステキな出会いに恵まれるかもしれません。

(きりぎりす)