2022年11月17日木曜日

オオハクチョウようやく到着!

もう11月半ばを過ぎたのに、なかなかやってこなかったオオハクチョウが、ようやく今日飛来しました。

池の中央に着水し、ネイチャーセンターに向かって接近してきました。成鳥3羽と幼鳥5羽のオオハクチョウに、コハクチョウの幼鳥1羽(右から3羽目)が同行していました。



オオハクチョウたちは、迷わずネイチャーセンター左手のヨシがまばらに生えているところにやってきて落ち着きました(赤丸)。ここは毎年オオハクチョウが落ち着く場所でお気に入りなのですが、ここを目指して迷わずやってくるということは、常連なのかな?17:07撮影。
















今日は17:00頃からコハクチョウのねぐら入りが始まりました。今はコハクチョウの数が最も多く、閉館時間前にコハクチョウが帰ってくる絶好の時期といえます。
もう間もなく、コハクチョウの採食地である安来の田んぼに水が張られる見込みで、水が張られた途端、コハクチョウたちは水鳥公園にほとんど帰って来なくなります。今年はいつ水が張られるのかは分かりませんが、開園時間中にコハクチョウのねぐら入りを観察したい方は、できるだけ早く、夕方の水鳥公園にお越しください。17:00頃がおすすめです。


ネイチャーセンター前に集まってきたコハクチョウ。ネイチャーセンター前は、夜間のコハクチョウのお気に入りの休息場所の一つです。17:11撮影。
















コハクチョウのまわりでヘラサギが獲物を探して歩き回る光景は、米子水鳥公園ならではです。今日もヘラサギは9羽いて、その一部が時々ネイチャーセンターに近くにもやってきます。夕方はヘラサギたちがネイチャーセンターの近くによくやってくる時間帯です。17:13撮影。




このほか、マガンの群れも17:25に飛来しました。大雑把に数えて270羽くらいいました。ヒシクイやカリガネも含まれているかもしれません。

今がまさに観察のピークといえる、コハクチョウとマガンのねぐら入りや、目の前で採食するヘラサギたちの観察に、夕方の水鳥公園にいらっしゃいませんか?今月末までしか見られない(安来の田んぼに水が張られ次第終了)、特別な光景です。

(きりぎりす)