2022年11月18日金曜日

コハクチョウ470羽越え!

今朝のネイチャーセンター前風景。今日もネイチャーセンター前にたくさんのコハクチョウが集まっていて、その中にヘラサギ7羽の姿もありました。6:49撮影。


















今朝のコハクチョウは474羽確認され、マガン半島の裏に隠れていた群れを含めたら500羽以上いたかもしれません。今シーズンの最多数を更新です。
昨日初飛来したオオハクチョウも、さらに増えて14羽(うち幼鳥5羽)になっていました。

今朝のマガンのねぐら立ちは7:08でした。ようやく土日祝日の開園時間(7:00~開園)内に収まってきました。今朝は152羽確認されましたが、夕方ねぐら入りする数をみると200羽以上いるような気がします。他にも隠れている群れがいるのかもしれません。












以上、みとら撮影。

今週は昼間にコハクチョウが居残らなくなっていましたが、今日は久しぶりに昼間も残ってくれました。北日本の寒さが厳しくなって、新たな群れが渡ってきた効果かもしれません。14:15撮影。











もう秋のシギの渡りはほぼ終わった印象ですが、アオアシシギ3羽とハマシギ1羽が居残っていました。ハマシギは越冬個体も多くいますが、このアオアシシギたちは越冬するつもりなのかな?14:18撮影。



今日もよく飛んでいたヘラサギ。カメラ目線でした。14:21撮影。



オオハクチョウ、コハクチョウ、ヘラサギが一か所に集合。今のオールスターが勢ぞろいです。14:26撮影。



昼間にコハクチョウが居残っているといういうことは、夕方が近くなると残っていたコハクチョウたちが次々と飛び立つ、ということです。今日も15:00過ぎから飛び立ち始めました。15:26撮影。



当園でコハクチョウが飛び立つのは、早朝で逆光の中であることがほとんどです。昼間の青空の中、順光でコハクチョウたちが飛び立つ光景が見られるのは、とても贅沢です。この時間にお越しだったお客様はとても幸運でした。

アオアシシギがカモ島にやってきました。15:44撮影。




今朝行われた鳥類標識調査で、ベニマシコとシベリアジュリンが今季初確認されました。

ベニマシコのメス、第1回冬羽。メスには紅色味がありません。















シベリアジュリンのオス、第1回冬羽。昨年は多く捕獲されましたが、今季は今日ようやく1羽目が捕獲されました。





今日の調査結果:
2022年11月18日(金) 晴れ
・オオジュリン N55R3
・ウグイス N1
・ベニマシコ N1
・シベリアジュリン N1
以上、4種類、61羽(うち再捕獲3羽)

今年の鳥類標識調査もそろそろ終了です。終了間際に新たに2種類追加できて良かったです。

今日は17:30にマガンの群れが帰ってきました。コハクチョウが帰って来たのはその後からで、いつもはコハクチョウの方が早いのに珍しいことです。
さらに、普段はカモたちが昼間に園内に群れていて、夕方に飛び立ち採食に出かけるのに、今日は昼間のカモが少なく、夕方にコハクチョウと一緒にカモの群れが多数飛来しました。不思議です。

(きりぎりす)