2024年9月8日日曜日

水鳥のために砂浜づくり

今日は月に一度の子どもラムサールクラブの日でした。
テーマは「水鳥のために砂浜を作ろう!」です。

はじめに、なぜ砂浜作りを行うのか、写真で目的を説明。
ネイチャーセンター前に砂浜を作ると、
水鳥たちが喜んで集まってくるのです。
9:14撮影。















活動の目的を共有したら、
靴を長靴に履き替えて、
いざネイチャーセンター前浜に出動!
9:54撮影。
















はじめに、砂浜を作る水際の除草作業です。
9:54撮影。















カモ島のヨシの刈り払いに向かう
ボランティアスタッフさん。
9:59撮影。










親子で水辺の除草作業。
その背景で、カモ島のヨシがどんどん
刈られていきます。10:08撮影。











子どもラムサールクラブは小学生が対象ですが、
今日は保護者の皆さんも子どもたちと一緒に、
活動に参加して下さいました。10:11撮影。











刈り倒したカモ島のヨシは、
手漕ぎボートに載せて搬出しました。10:11撮影。










水際に生えている草のほとんどはヨシです。
ヨシは長い地下茎でつながっています。
上手に抜き取ると、こんなに長くてびっくり!
10:13撮影。










隣り合って生えていたヨシを抜き取ることで、
地下茎でつながっている様子を実際に観察して、
子どもたちは興味津々でした。10:13撮影。











ボートで次々と搬出される刈りヨシ。10:20撮影。











ボートが岸にたどり着くと、
みんなでヨシをボートから降ろして、
ネイチャーセンター下に集積しました。
10:21撮影。










除草作業終了。10:34撮影。










日陰で一休み。
今日は風がなくてとても蒸し暑く、
かなり過酷な作業でした。10:36撮影。










続いて、バケツで砂を運んで岸辺に撒いて、
砂浜作りを開始。10:49撮影。










小学生が無理なく運べる量の砂をバケツで運んで、
岸辺を埋めました。10:49撮影。










砂浜が偏らないように、
バランスよく岸辺を埋めました。10:51撮影。










子どもラムサールクラブは、
四季の自然観察が主目的です。
砂浜作りの最中にも、目にとまった生き物を
興味深く観察しました。

有名な有毒昆虫、アオバアリガタハネカクシを
見つけました。
押さえると毒のある体液を出すので、
そっと砂浜に戻しました。11:29撮影。










毎年この企画で見つかるスッポンの卵が、
今年も見つかりました。
砂浜整備用に岸辺近くに砂山を作っておくと、
スッポンがやってきて卵を産んでしまうので、
砂山を掘るとコロコロ出てきます。
11:31撮影。











11:30に作業を終了。
砂浜作りの最中に観察した面白い生き物を
カードに書いて振り返り、11:50に企画は終了。

砂浜づくり前のネイチャーセンター前風景。
7:52撮影。










そして、砂浜づくり後の風景。12:15撮影。
右上の砂山が無くなって、砂浜ができました。
左端に写っている、
カモ島のヨシが片付いたことにも注目。















作業終了後、早速カモ島にはイソシギが、
砂浜にはハクセキレイがやってきました。
喜んでもらえたかな?

近頃、ウラギクの池にばかりシギ類が集まっていますが、
これでカモ島やネイチャーセンター前の砂浜にも
やってきてくれるかもしれません。
明日以降、ネイチャーセンター前に鳥が集まってくれるか楽しみです。

とても蒸し暑い中、鳥たちのために頑張ってくれた
子どもラムサールクラブの小学生と保護者の皆様、
ありがとうございました!

(きりぎりす)