2025年12月13日土曜日

アボセットが前浜に居ついた!

ソリハシセイタカシギは、
今朝からネイチャーセンター前(前浜)にいました。
8:15撮影。















オナガガモがずいぶん減りました。
カモ島の手前にまばらに群れるオナガガモの中に
アボセットが混じっています。9:53撮影。
















大山の真下にはトモエガモの大群がいました。
9:54撮影。














オナガガモは水鳥桟橋前に群れていました。
お昼過ぎにかけて数が増えて1200羽くらいに
なりましたが、ピーク時の半分以下です。
9:57撮影。












午前中は天気が良く、
晴天の下でアボセットがじっくり観察できました。
アボセットは頬がふくらんでいてかわいいです。
10:26撮影。















アボセットは寝てばかりで動きが乏しかったですが、
ごくまれに飛ぶこともありました。
10:28撮影。
















アボセットのくちばしの反り具合は、
見る角度によってかなり変わって見えます。
10:31撮影。













エノキの枝先で、
ジョウビタキが盛んに鳴いていました。
観察していると突然、
口から種子をパラパラと吐き出しました。
おいしい果皮だけを消化して、
種子は捨ててしまうようです。
ツグミ類でもよく見られる行動です。
11:20撮影。
















つばさ池の東寄りに帯状にひしめき合うトモエガモ。
昼間は4000羽くらいでしたが、
早朝には一万羽以上いたそうです。
11:58撮影。












大山がふたたび雪化粧をして、
快晴の素晴らしい風景でした。
しかし、先月とは異なり、
コハクチョウの姿はありません。
12:00撮影。
















昨日からハクチョウ類は0羽でしたが、
お昼頃にコハクチョウの家族が飛来しました。
今日初めてのハクチョウです。13:29撮影。












一日中前浜にいたアボセット。
午前中は逆光ですが、午後は順光になり、
眼にキャッチライトが入ります。14:30撮影。












マガン半島先端でくつろぐコハクチョウ一家と
ツクシガモ。14:33撮影。













水鳥公園南東方向の中海湖上を
ユリカモメの群れが飛び交っていました。
14:51撮影。













カワウが羽を干しながら眠ろうとしていました。
どっちかに専念したほうがよいのでは?
15:30撮影。



昼間ほとんど動かなかったアボセットが、
ようやく活動を始めました。
前浜で採食するアボセット。16:04撮影。



食事が終わると、
水浴びと羽繕いを始めました。
16:07撮影。



アボセットは前浜を気に入ってくれたようなので、
明日以降も目の前で見られるかもしれません。
しかし、今晩から明日にかけて雨予報なのが残念です。

(きりぎりす)

2025年12月12日金曜日

ようやくアボセットが目の前に来た!

今朝もソリハシセイタカシギ(アボセット)2羽が
マガン半島の岸辺にいるのが確認できたのですが、
その直後にネイチャーセンター前に寄ってきました。

シギ島のうしろを泳ぐアボセット。8:36撮影。















つばさ池北西部にはオナガガモが
約3000羽群れていました。8:36撮影。













つばさ池東部にはトモエガモの大群が二ついました。
北側の群れ。8:36撮影。













そして、南側の群れ。
合わせて3500羽以上いました。8:36撮影。













アボセットがついにカモ島に寄ってきました。
10:23撮影。












10:23撮影。























しかし、この時は島にあがらずに飛び立ち、
マガン半島に戻ってしまいました。10:24撮影。



























その後もカモ島に寄ってきたアボセット。
ついにカモ島の縁の浅瀬に立ちました。
こうして近くでみると、
左の個体のほうが体が大きく色が鮮やかなのに対し、
右の個体は体が小さく色が淡いことに気づきました。
くちばしの反り具合には差が見られませんでしたが、
大きいほうがオス、小さいほうがメスではないかと
思いました。2羽とも第1回冬羽です。
11:48撮影。















カモ島の右寄りにあがってくつろぐアボセットたち。
13:09撮影。















すると突然、
左の個体にオナガガモが体当たりしました。
13:10撮影。















そのまま画角の外へ押し出されるアボセット。















ツクシガモが4羽になりました。
新たに合流したのは2羽ともメスで、
左から2羽目のオスの大きさが際立っていました。
13:17撮影。












いつも300m以上先にいるホオジロガモのオスが
100m以内に寄ってきていました。
しかし、潜水するとあっという間に
はるか先に遠ざかってしまいました。
15:02撮影。















ホオジロガモのメスも寄ってきていました。
15:07撮影。
















今日はカモ島で長時間くつろいでいたアボセット。
夕方にはまたマガン半島に戻ってしまいました。
明日以降もカモ島に寄ってきてくれたらいいですね。
15:10撮影。















安来の田んぼに本格的に水が張られ、
園内にハクチョウがほとんど帰ってこなくなりました。
今季もいよいよ「ハクチョウ氷河期」に突入です。

カモ類はたくさんいるのですが、
そのほとんどはトモエガモとオナガガモで、
それ以外のカモが少ないのが気になります。

(きりぎりす)

2025年12月9日火曜日

休館日の様子










今日は火曜日は休館日ですが、
調査のついでに公園を覗いてみました。

大山の雪も融け、
穏やかな天候のせいか、
昨日と打って変わりハクチョウが80羽も
園内で1日中過ごしています。
そのうち1割は、オオハクチョウです。

また、ツクシガモ、ソリハシセイタカシギも
2羽づついました。


その一方で、
昨日ネイチャーセンターの前を乱舞していた
トモエガモやオナガガモは、
今日は数が少ない気がします。

ポタちゃん

停止していたライブカメラの配信が再度始まりました。
ご確認ください。

2025年12月6日土曜日

今季最多!カモ類一万羽の賑わい

今年はなかなか来ないね~、と噂していた
ツクシガモが、昨日ようやく到着しました。
これでレギュラーガモが出揃いました。

12/5 9:30臨時解説員Aさん撮影。















今朝のネイチャーセンターから見た景色。
カモ類が約一万羽いたほか、
コハクチョウ300羽、オオハクチョウ13羽、
ヒシクイ25羽、マガン2羽いました。
安来の田んぼに水が張られた後のわりには、
ハクチョウ類が多数いました。7:05撮影。












ヒシクイがお昼寝に帰ってきました。
今日は山陰地方とは思えない見事な晴天で、
雪化粧した大山が鮮明に見えました。
20倍の望遠鏡で大山頂上付近の登山客が
見えたほどです。13:14撮影。















昼間にマガン半島で過ごしていた、
コハクチョウ4羽とヒシクイたち。
その右横にはチュウヒがいて、面白い風景でした。
16:28撮影。












ソリハシセイタカシギは滞在4日目です。
昨日と今日は500m先のマガン半島から全く動かず、
見えるところにいたり、右端の死角に隠れたりを
繰り返していました。16:29撮影。













園内でのんびりくつろいでいたヒシクイたちが、
夕食に飛び立ちました。16:29撮影。
















採食を終えたコハクチョウが帰ってきました。
かなり早いねぐら入りの始まりでした。
16:40撮影。















コハクチョウの6羽家族のねぐら入り。
16:58撮影。















今日もツクシガモが2羽いました。
昨日は雄の成鳥と幼鳥と思われましたが、
今日の2羽は明らかに体格差があり、
オスとメスと思われます。
昨日とは別の個体かもしれません。
左の小さい個体はメス。16:59撮影。















マガンもねぐら入りしました。
ヒシクイは比較的安定してねぐら入りしていますが、
マガンは帰ってこない日もあります。
今日は約150羽がねぐら入りしました。17:10撮影。
















今日は、オナガガモ5000羽、トモエガモ4000羽、
その他1000羽で、今季最大の賑わいでした。
快晴の空と大山の雪景色も相まって、
とてもいい日でした。

(きりぎりす)

2025年12月4日木曜日

県道から見えたトモエガモの大群

今朝もソリハシセイタカシギ(アボセット)2羽は
健在でした。

マガン半島で眠るアボセット。8:21撮影。












今朝、通勤途中に、
水鳥公園上空を飛ぶトモエガモの大群が
県道47号線から見えました。
約600m離れていましたが、異様な光景でした。

池の上を飛び交うトモエガモの大群。
水面にも多数群れています。
8:27撮影。

















まるで大きな生き物が、体をくねらせながら
空を飛んでいるように見えます。
8:29撮影。














トモエガモの大群は、
マガン半島の奥に一日中いました。
8:33撮影。













ウラギクの池のうしろに見える枯れ松に
ハヤブサがとまっていました。
ここにはオオタカがよくとまっていますが、
ハヤブサがとまるのは珍しいです。
10:19撮影。















アボセットは時々ウラギクの池に移動して
採食していました。12:04撮影。
















トモエガモの本隊は500m以上遠くにいましたが、
ネイチャーセンター前のカモ島やシギ島にも
さりげなく少数が紛れていました。

さて、どこにトモエガモがいるでしょう?
Q1 14:40撮影。












Q2 14:41撮影。












Q3 14:44撮影。













マガン半島の奥に帯状に群れるトモエガモ。
14:47撮影。













水面にいるとそれほど多く見えませんが、
一斉に飛び立つとものすごいです。
15:50撮影。

















トモエガモの群れが飛び交う動画はこちら。
17:11撮影。



今晩は満月の前日で、月がとてもきれいでした。
16:43撮影。
















マガンが採食から帰ってきました。
木の葉が舞うような落雁が見事でした。
背景には、雪が積もった大山の
中の原スキー場が見えます。16:54撮影。















十三夜の月に照らされるつばさ池と、
ねぐら立ち直前のオナガガモの群れ。
17:30に一斉に飛び立ちましたが、
暗すぎて動画にうまく映りませんでした。
17:17撮影。
















アボセットはまだ距離が遠いです。
2年前のように、ネイチャーセンター前に
やってきてくれたらいいですね。

先月末に安来の田んぼに水が張られ、
園内にねぐら入りするコハクチョウが
数十羽に減りました。
安来には二千羽くらいいるようです。


トモエガモはどこでしょう?クイズの
答えはこちら!

Q1の答え













Q2の答え














Q3の答え















(きりぎりす)