2025年12月6日土曜日

今季最多!カモ類一万羽の賑わい

今年はなかなか来ないね~、と噂していた
ツクシガモが、昨日ようやく到着しました。
これでレギュラーガモが出揃いました。

12/5 9:30臨時解説員Aさん撮影。















今朝のネイチャーセンターから見た景色。
カモ類が約一万羽いたほか、
コハクチョウ300羽、オオハクチョウ13羽、
ヒシクイ25羽、マガン2羽いました。
安来の田んぼに水が張られた後のわりには、
ハクチョウ類が多数いました。7:05撮影。












ヒシクイがお昼寝に帰ってきました。
今日は山陰地方とは思えない見事な晴天で、
雪化粧した大山が鮮明に見えました。
20倍の望遠鏡で大山頂上付近の登山客が
見えたほどです。13:14撮影。















昼間にマガン半島で過ごしていた、
コハクチョウ4羽とヒシクイたち。
その右横にはチュウヒがいて、面白い風景でした。
16:28撮影。












ソリハシセイタカシギは滞在4日目です。
昨日と今日は500m先のマガン半島から全く動かず、
見えるところにいたり、右端の死角に隠れたりを
繰り返していました。16:29撮影。













園内でのんびりくつろいでいたヒシクイたちが、
夕食に飛び立ちました。16:29撮影。
















採食を終えたコハクチョウが帰ってきました。
かなり早いねぐら入りの始まりでした。
16:40撮影。















コハクチョウの6羽家族のねぐら入り。
16:58撮影。















今日もツクシガモが2羽いました。
昨日は雄の成鳥と幼鳥と思われましたが、
今日の2羽は明らかに体格差があり、
オスとメスと思われます。
昨日とは別の個体かもしれません。
左の小さい個体はメス。16:59撮影。















マガンもねぐら入りしました。
ヒシクイは比較的安定してねぐら入りしていますが、
マガンは帰ってこない日もあります。
今日は約150羽がねぐら入りしました。17:10撮影。
















今日は、オナガガモ5000羽、トモエガモ4000羽、
その他1000羽で、今季最大の賑わいでした。
快晴の空と大山の雪景色も相まって、
とてもいい日でした。

(きりぎりす)

2025年12月4日木曜日

県道から見えたトモエガモの大群

今朝もソリハシセイタカシギ(アボセット)2羽は
健在でした。

マガン半島で眠るアボセット。8:21撮影。












今朝、通勤途中に、
水鳥公園上空を飛ぶトモエガモの大群が
県道47号線から見えました。
約600m離れていましたが、異様な光景でした。

池の上を飛び交うトモエガモの大群。
水面にも多数群れています。
8:27撮影。

















まるで大きな生き物が、体をくねらせながら
空を飛んでいるように見えます。
8:29撮影。














トモエガモの大群は、
マガン半島の奥に一日中いました。
8:33撮影。













ウラギクの池のうしろに見える枯れ松に
ハヤブサがとまっていました。
ここにはオオタカがよくとまっていますが、
ハヤブサがとまるのは珍しいです。
10:19撮影。















アボセットは時々ウラギクの池に移動して
採食していました。12:04撮影。
















トモエガモの本隊は500m以上遠くにいましたが、
ネイチャーセンター前のカモ島やシギ島にも
さりげなく少数が紛れていました。

さて、どこにトモエガモがいるでしょう?
Q1 14:40撮影。












Q2 14:41撮影。












Q3 14:44撮影。













マガン半島の奥に帯状に群れるトモエガモ。
14:47撮影。













水面にいるとそれほど多く見えませんが、
一斉に飛び立つとものすごいです。
15:50撮影。

















トモエガモの群れが飛び交う動画はこちら。
17:11撮影。



今晩は満月の前日で、月がとてもきれいでした。
16:43撮影。
















マガンが採食から帰ってきました。
木の葉が舞うような落雁が見事でした。
背景には、雪が積もった大山の
中の原スキー場が見えます。16:54撮影。















十三夜の月に照らされるつばさ池と、
ねぐら立ち直前のオナガガモの群れ。
17:30に一斉に飛び立ちましたが、
暗すぎて動画にうまく映りませんでした。
17:17撮影。
















アボセットはまだ距離が遠いです。
2年前のように、ネイチャーセンター前に
やってきてくれたらいいですね。

先月末に安来の田んぼに水が張られ、
園内にねぐら入りするコハクチョウが
数十羽に減りました。
安来には二千羽くらいいるようです。


トモエガモはどこでしょう?クイズの
答えはこちら!

Q1の答え













Q2の答え














Q3の答え















(きりぎりす)

2025年12月3日水曜日

アボセット2羽飛来!

今季最強寒波到来の中、
ソリハシセイタカシギ(アボセット)が2羽
現れました。
11:40MALUKOME撮影。















第1発見は11:00頃で、ウラギクの池にいたのですが、
ウラギクの池の手前のつばさ池の岸辺に移動しました。
その後、マガン半島の裏へと隠れてしまいました。

アボセットは、
かつては10年に1度くらいの珍鳥でしたが、
近年は飛来頻度が増えて、
数年に一度の鳥になりました。
今回も2023年冬以来、2年ぶりです。

今日は一日中冷たい西風が強く、
お昼頃からは雨や雪が混じるようになりました。
そのため、園内の鳥の多くが風上側に集まっていて、
ネイチャーセンター近くに数千羽が
ひしめき合っています。
主にオナガガモとトモエガモです。


















この嵐が去った後も、
アボセットがいてくれたらいいですね!

(きりぎりす)

2025年11月29日土曜日

早朝開館20251129


 








11月~3月の土日は早朝開館している米子水鳥公園です。

暗いうちに出勤すると、オナガガモが4000羽ぐらい、
雨が降るように帰ってきました。

コハクチョウの数は1000羽を切りましたが、
今朝もにぎやかな朝の水鳥公園で様子です。
オオハクチョウも20羽以上いました。

気温が低くなったせいか、
今朝の飛び立ちは大山から太陽が覗く7:00前から始まりました。
マガンのねぐらたちより早いです。

水田んぼが安来に張られたようですが、
まだ、米子水鳥公園でねぐらをとるコハクチョウが多くいます。


ポタチャン

2025年11月28日金曜日

久しぶりのクロツラサギ!

今朝はコハクチョウが980羽くらいいました。
安来の田んぼの一部に水が張られたようで、
いよいよ園内をねぐらとするコハクチョウが減ってきました。

そんな中、カメラ付きの首環をつけた個体が1羽いました。
スワンプロジェクトで標識された個体と思われます。
残念ながら首環番号は読み取れませんでした。
このカメラからはどんな画像が撮影されているのかな?
6:47撮影。















今季時々見かける、カモの交雑個体。
写真左上の個体はほぼマガモですが、
右下に群れる正常な個体と比べるとちょっと変です。
マガモとカルガモの交雑個体かな?
7:56撮影。















今日もヘラサギが3羽現れました。
と思ったら、1羽はクロツラヘラサギでした。
正しくは、ヘラサギ2、クロツラ1でした。

クロツラヘラサギは今季初です。
近年飛来頻度がとても少なく、久しぶりです。
15:53撮影。















今日も杭の先で休むのがお好みのヘラサギ。
15:56撮影。















このほか、6:30頃に
園内でヤマシギ1羽を確認しました。

今日はヤマシギとクロツラヘラサギが
今季初認となりました。

(きりぎりす)

2025年11月24日月曜日

今朝の公園の様子20251124

祝日の早朝の米子水鳥公園です。

コハクチョウ1400羽、マガン240羽、ヒシクイ18羽を
確認しました。

ネイチャーセンターの前に
コハクチョウがたくさん集まっています。 














コハクチョウたちは暖かいせいか、
今日も13時過ぎでも500羽以上が残っています。











今日も大山が紅葉と夕焼けに赤く染まっていました。

16:00ごろにやっとコハクチョウが100羽以下になりました。

もうそろそろ、コハクチョウたちが帰ってくる時間です。

ポタチャン

2025年11月23日日曜日

自由研究発表会


 米子水鳥公園では、毎年近隣市町村の子供たちを集め、米子水鳥公園 自由研究発表会を実施しています。今年で18回目でした。

今年は、米子市立図書館で市内から8人の小学生が発表を行いました。




研究はやりっぱなしではなく、それを他の人の意見を聞いて議論、発表し、
次の研究に取り組むということが大切な流れです。
















発表者全員に賞状・記念品とをお渡ししました。
今回のこのような場で発表したことが、来年の研究につながることを期待してます。




また、今日は夏休みに自由研究の相談においでになった小学生のお子さんが賞(第78回科学作品展安来支部展特選)をもらったよと報告に来てくれました。

「中海の水質汚染と潮の関係」〜中海一周してみた〜  島田小学校 内藤 奏

公園で受けたアドバイスを基に、中海の湖岸を巡って、湖岸の様子を調査比較をされたそうです。お役に立ててうれしいです。


ポタちゃん

2025年11月22日土曜日

桟橋から見る風景が素晴らしかった!

今日も1400羽を超えるコハクチョウの群れで
園内が賑わっていました。
しかも、採食に出かけずに夕方まで園内に
居残る個体が数百羽いて、
一日中ハクチョウ風景が楽しめました。

快晴で、青空、大山、コハクチョウの大群
の風景が見事でした。

水鳥桟橋からの景色。
お客様の了解を得て15:38撮影。















水鳥桟橋からみる
マガンやコハクチョウのねぐら入りや、
オナガガモのねぐら立ちも圧巻でした。

マガンのねぐら入り動画。17:20撮影。

コハクチョウのねぐら入り動画。17:23撮影。

オナガガモのねぐら立ち動画。17:28撮影。


今晩もコハクチョウの大群がねぐら入りしました。
明日の朝までは、コハクチョウの賑わいが楽しめそうです。

(きりぎりす)

2025年11月21日金曜日

コハクチョウ1,600羽越え!

今朝の風景。
まだ安来の田んぼに水が張られていないので、
先週末からさらに数を増し、
コハクチョウが1600羽を超えました。
最多記録を大幅更新です。
6:46撮影













奥のほうにもコハクチョウがひしめき合っていました。
6:48撮影。















さんちゃん2号もいました。
タカの茂みの横の水域にいることが多いです。
6:58撮影。















7:00撮影。













観察広場からの景色も最高でした!
7:40撮影。
















これまでなかなか撮れなかった、
コハクチョウの群れの奥にネイチャーセンターが
見える景色がようやく撮影できました。
7:49撮影。













7:53撮影。















7:53撮影。












7:55撮影。













今日もヘラサギが3羽いました。

ネイチャーセンター前で採食している2羽。
コハクチョウがいるところに、
くちばしを水につけて頭を左右に振りながら
遠慮しないで接近してくるので、
コハクチョウがとても迷惑そうでした。
12:31撮影。















マガモの白変個体がいました(写真右端)。













珍しいことに、
トモエガモの群れがウラギクの池の手前あたりまで
寄ってきていました。
普段は500m以上遠くにいますが、
今日は約150mでした。
20倍の望遠鏡でも模様が鮮明に観察できました。
12:50撮影。















ホオジロガモの幼鳥もかなり近くにやってきました。
観察距離は約70mです。















明日からの3連休は早朝開館しますので、
ネイチャーセンターから早朝のコハクチョウが
望遠鏡で観察できます。

もう間もなく
安来の田んぼに水が張られる見込みなので、
コハクチョウが安来に引っ越してしまうのは
時間の問題ですが、
最多記録がどこまで伸びるのか、
注目です。

(きりぎりす)