2025年2月26日水曜日

春の気配

開館時、園内にハクチョウが1羽もいませんでした。
これまで園内に居付いていたコブハクチョウたちが
24日以降いなくなりました。
その代わり、寒波の最中にいなくなっていた
オナガガモの群れが戻ってきました。
9:08撮影。















水鳥公園の隣の農地上空で、
ヒバリが縄張り争いをしていました。
5羽が入り乱れて飛び回っていました。
13:03撮影。
















畑に降りてさえずるヒバリ。
もう子育てのための場所取り合戦が始まっています。
13:04撮影。
















午後にはオナガガモの群れが
1500羽くらいまで増えていました。
カモ島の後ろに帯状に群れるオナガガモ。
17:47撮影。













このようにカモが多数群れている時は、
珍ガモ探しが面白いです。
オナガガモの群れの真ん中で目立ちまくっていた
ツクシガモ。15:45撮影。













オナガガモの大群の中には、
トモエガモが混じっていることが多いです。
トモエガモはオナガガモと相性が良いようです。
この写真にはトモエガモのメスが2羽います。
15:45撮影。













夕方、オナガガモの群れがネイチャーセンターに
寄ってきたのに伴い、トモエガモも近くなりました。
トモエガモの雄2羽。17:22撮影。



閉館後に、コハクチョウの声が聞こえたので
つばさ池をみてみると、
コハクチョウがねぐら入りしていました。
久しぶりの風景です。18:08撮影。













コハクチョウは18:12までに28羽が飛来し、
そのうちの一部が前浜に寄ってきました。
18:18撮影。












ようやく寒波が去り、
春らしい天気になってきたので、
コハクチョウたちも旅立ちの準備を
始めたようです。

18:18~18:24にかけて、
マガン約830羽、ヒシクイ約80羽も
ねぐら入りしましたが、
18:38に賑やかに鳴きながら
西へ去ってしまいました。
何かに驚いたのでしょうか。
これが今季のお別れでないことを祈ります。

今日は午前中は曇っていて、
午後から晴れてきましたが、
西から南の風が強く、やや肌寒かったです。
これまで連日確認されていた
トラツグミとマヒワは確認できませんでした。

(きりぎりす)