今日は、さわやかな北風が吹いていて気持ちいいのですが、
カイツブリにとってはこの風が災難になっています。
ネイチャーセンターから見た南側の風景。
強い北風によってヨシが右奥側に吹き倒されています。
8月15日の様子。
この巣はネイチャーセンターの正面にあった巣ですが、
先日の北風で100mくらい漂流してしまいました。
でも、巣はしっかりしていて、
ヒナの誕生も確認できました(親鳥の右端)
動画はこちら。
そして、今日(17日)の様子。
巣はさらに北風に流され、水鳥観察桟橋右手の岸辺に漂着していました。
それでも巣はしっかりしていて、抱卵を継続しています。
15日に確認されたヒナの安否は不明です。
こちらは、ネイチャーセンターから最も近くにある巣の15日の様子。
この日までは安定していたのですが…。
こちらが今日(17日)の様子。
巣が北風と波にさらされ、崩れかかっています。
4つの卵を守ろうと、親鳥が必死に巣材を運んできています。
動画はこちら。
この巣の卵は、あと1週間くらいでふ化する見込みです。
何とかこの強風に耐え抜いてほしいものです。
そろそろ秋の渡りの季節を迎えます。
13日から始めた鳥類標識調査では、
早速シマセンニュウの飛来が確認されました。
また、15日にはコヨシキリ1羽も確認されました。
標識調査でコヨシキリが8月中に確認されたのは初めてです。
16日には、アジサシ1羽が小型のシギ2羽と一緒に
水鳥公園上空を通過していきました。
アジサシは米子水鳥公園では珍しい鳥です。
少しずつ秋の鳥たちがやってきています。
(きりぎりす)