2018年8月17日金曜日

風がさわやかな日なのですが…

今日は、さわやかな北風が吹いていて気持ちいいのですが、
カイツブリにとってはこの風が災難になっています。

ネイチャーセンターから見た南側の風景。
強い北風によってヨシが右奥側に吹き倒されています。




8月15日の様子。
この巣はネイチャーセンターの正面にあった巣ですが、
先日の北風で100mくらい漂流してしまいました。
でも、巣はしっかりしていて、
ヒナの誕生も確認できました(親鳥の右端)

動画はこちら。



そして、今日(17日)の様子。
巣はさらに北風に流され、水鳥観察桟橋右手の岸辺に漂着していました。
それでも巣はしっかりしていて、抱卵を継続しています。
15日に確認されたヒナの安否は不明です。



こちらは、ネイチャーセンターから最も近くにある巣の15日の様子。
この日までは安定していたのですが…。



こちらが今日(17日)の様子。
巣が北風と波にさらされ、崩れかかっています。
4つの卵を守ろうと、親鳥が必死に巣材を運んできています。


動画はこちら。


この巣の卵は、あと1週間くらいでふ化する見込みです。
何とかこの強風に耐え抜いてほしいものです。


そろそろ秋の渡りの季節を迎えます。
13日から始めた鳥類標識調査では、
早速シマセンニュウの飛来が確認されました。
また、15日にはコヨシキリ1羽も確認されました。
標識調査でコヨシキリが8月中に確認されたのは初めてです。

16日には、アジサシ1羽が小型のシギ2羽と一緒に
水鳥公園上空を通過していきました。
アジサシは米子水鳥公園では珍しい鳥です。

少しずつ秋の鳥たちがやってきています。

(きりぎりす)