2016年11月19日土曜日

目の前にトモエガモが!と思ったら…

常連の小学生のIくんが、
「目の前にトモエガモがいますよ!」
と教えてくれたので、どれどれ、と探してみると、
本当に目の前、というか真下にいました。

でも、なんだかちょっと変。


















トモエガモにしては細長い体型で体も大きめ。
顔のともえ模様がウソくさい。
胸の両脇の白い横線が無い。
というわけで、トモエガモとオナガガモとの交雑個体のようです。
これまでに様々な交雑ガモを観てきましたが、
私自身、初めて見る姿です。

カモ図鑑によると、この姿の交雑ガモは比較的よく見られるそうです。

















交雑ガモは、両親のどちらかの種類の群れに混じって行動しているのを
よく見かけますが、この個体は単独行動でした。
オナガガモのオスにタックルされて、
ネイチャーセンター前浜から追い出されてしまいました。


今日のコハクチョウの様子は、普段どおりでした。
3日間満足に食事をしていなかったせいか、
早朝から安来の田んぼに出かけ、
真っ暗になるまで帰って来ませんでした。

落ち着きを取り戻しつつあるコハクチョウに一安心です。

(きりぎりす)

コハクチョウたち、今日は早起き

昨日は、200羽ほどのコハクチョウが

一日公園で水草やヨシの根を食べながら過ごしていましたが、

お腹がすいたのでしょうか

今朝は、6:30ごろから次々に飛び立っていきます。

7:30現在でほとんどのコハクチョウが安来の平野へ飛び立っていきました。

今日からは、日常に近い様子にもどりそうです。



ポタチャン




2016年11月18日金曜日

安来に行くのをためらうコハクチョウたち





一昨日、昨日と落ち着きがなかった中海のコハクチョウ。

今朝は約400羽が水鳥公園で夜を明かしていました。
正常な数です。
7時過ぎ頃から採食地への移動が始まりました。


最も心配だったのが、
採食に出かけたコハクチョウたちが早々と水鳥公園に帰ってくることでした。
しかし、今日は若干の飛来はあったものの、
これまでのような混乱はありませんでした。
飛行船の運航で善処して頂いた成果だと思います。
















13時頃の園内の様子。
出かけたコハクチョウが続々と帰ることはなかったものの、
安来の田んぼに移動せず園内に留まる個体が約250羽もいました。
今日は陽射しが暖かい晴天なので、
このような天候の際には、園内で一日のんびり過ごすことは時々あります。
それにしても、多く残りすぎです。

午前中は、全体の1/3程度のコハクチョウが池の北岸(中海の反対側)に偏っており、
中海南岸を飛ぶ飛行船を警戒していることが感じられました。
しかし、時間が経つにつれて徐々に中海側に移動し始め、
普段通りの場所で過ごす個体が増えました。
(通常、日中に園内で過ごすコハクチョウは、池の南岸に集まります)

まだ安来の採食地に行くことをためらっているコハクチョウたち。
ショックから立ち直るまでもう少し時間がかかりそうです。

















枯れかけのヨシの葉をかじるコハクチョウが何羽かいました。
普段はあまり見られない行動です。
採食地に行けなくなって3日目になるので、
さすがにお腹が空いてきたのでしょうか。



















14:50頃、再び飛行船が登場。
池の南岸で落ち着きつつあったコハクチョウが、
再び北岸に移動をはじめました。

















中海の南岸上空を飛ぶ飛行船。
飛行船を避けるように左へ移動するコハクチョウ。

















また北岸寄りに偏ってしまったコハクチョウ。
遠くを航行していても飛行船が怖いようです。
しばらくこのような生活が続く見込みです。



ところで、
今朝の鳥類標識調査では、
オオジュリン30羽のほか、ベニマシコが2羽捕獲できました。
鳴き声は聞こえていましたが、
実際に姿が見られたのは今季初めてです。

















ベニマシコの成鳥オス。
私自身、標識したのはこれが初めてです。

















一方、第1回冬羽オス。
こちらは何度か標識経験があります。
成鳥と比べると、色の鮮やかさに欠けます。


コハクチョウたちは、少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。
飛行船は24日まで安来市内に係留される予定だそうですが、
このままコハクチョウが通常の生活を取り戻しつつ、
飛行船のイベントも盛況に終わるといいですね。

(きりぎりす)

2016年11月17日木曜日

最後のレギュラー冬鳥ついに現る!

米子水鳥公園では今季、
ほぼレギュラーの冬鳥が出そろった感じですが、
あと1種類だけ未確認の鳥がいました。

それが今日の夕方に、ついに現れました!


















残っていた最後のレギュラー冬鳥、ハイイロチュウヒです。
しかも、シーズン中観察機会が少ないオスが初認とは、
ちょっと驚きです。
他の場所ではすでに観察されていましたが、
なぜか園内には現れていませんでした。


私はこの鳥(オス)とは縁がありません。
これまでに何度か決定的な撮影チャンスがありました。
しかし、ことごとく様々なトラブルに見舞われ、
(バッテリー切れ、メモリー切れ、CF未挿入、超極端な露出設定だった、などなど…)
開園後20年経っても、いまだにきちんと撮影できません。
これほどまでに撮影トラブルに見舞われる鳥は、ハイチュウ雄だけです。

今回も絶好のチャンスでしたが、
暗かったうえにプラスの露出補正がかかったままだったため、
シャッタースピードが足りず、満足いく結果が得られませんでした。
せっかく目の前をゆっくりと横切ってくれたのに…。

それでも、これまでで最もマシな写真が得られました。


徹底してハイチュウ雄の決定的なチャンスに弱いきりぎりす。
修行が足りませんね。

(きりぎりす)

巨大飛行船の登場に中海のコハクチョウが大混乱!

昨日、コハクチョウが生息している中海から安来平野にかけての上空を
巨大な飛行船が航行し、コハクチョウが大騒ぎする事態となりました。

ちょうど2000年元旦深夜に打ち上げられた花火で、
水鳥公園のコハクチョウがいなくなった時とよく似ています。


昨日14:30頃、水鳥公園付近に現れた巨大な飛行船。



14時半頃、水鳥公園に続々と飛来したコハクチョウたち。
大きな声で騒いでおり、興奮している様子が伝わります。
その数500羽以上。中海のコハクチョウのほぼすべてが水鳥公園に集まってきました。
今季最多数です。
コハクチョウの群れが手前に集まっているのは、
大山の頂上付近(水鳥公園の東側上空)に飛行船が航行しているからで、
飛行船からできるだけ離れたいのでしょう。


















そして今日もほぼ同じ状況です。
普段なら安来の田んぼで採食かお昼寝中の時間帯ですが、
朝、採食に出かけてから間もない9時過ぎに続々と帰ってきて、
水鳥公園の池の上で右往左往しています。
つまり、二日にわたってコハクチョウたちの正常な採食が阻害されている状態です。
写真右側にかすかに飛行船が写っています。
写真のとおり、飛行船が航行している場所はかなり遠いのですが、
コハクチョウたちは警戒して池の北岸に偏っているので、
飛行船の航行はコハクチョウに対してかなり影響が大きいようです。

















2000年の花火の時と状況が違うのは、
コハクチョウが水鳥公園にいない時間帯のはずなのにたくさんいる、という点です。
安来の田んぼで何かあった時は、
水鳥公園がコハクチョウの避難場所となります。
安来の田んぼと水鳥公園が正常に揃っていてこそ、
コハクチョウが中海に生息できます。

もう一点、花火と状況が異なるのは、
コハクチョウの行動に影響する行為が、数日間にわたって連続して行われるという点です。
この飛行船は19日まで航行する予定だそうです。

昨日、安来でコハクチョウを見ていた人のブログやフェイスブックでも話題になっており、
ハクチョウを心配する声が多く寄せられています。
明日以降の飛行船の航行にあたっては、
コハクチョウが驚かないように配慮して頂けたらいいですね。

(きりぎりす)

2016年11月14日月曜日

季節外れのカイツブリの子育て風景

近頃、ネイチャーセンター前浜にカイツブリの親子が現れます。
ヒナはかなり大きくなっていますが、まだ縦縞模様です。
















この親子は一人っ子のようで、
1羽のヒナが両親を独り占めです。
右の親から小魚(ビリンゴ?)をもらった後、
左の親からはゴカイをもらいました。

この光景は本来なら6月~8月のものですが、
11月中旬に見られるのはとても珍しいです。
季節外れのほのぼの風景です。



今日は11:30頃にマガンの群れが昼寝に帰ってきました。
約300羽いて、今季最多数でした。
ヒシクイも3羽いました。

















しかし、13:30頃に突然大声で鳴きながら
安来方向へ去ってしまいました。
夕食を食べに行くにはまだ早すぎます。

















原因は、水鳥公園の真横を航行した大型船です。

マガンはとても神経質なので、
大きな船が土手のすぐ外を横切ると、
驚いて飛び去ってしまいます。

呑気なコハクチョウたちも、首を上げて警戒したり、
船から離れるように北側に泳いで避難したりします。

大型船が横切っても特に危険はないので、
そろそろ慣れてほしいものです。

(きりぎりす)

2016年11月12日土曜日

日の出!コハクチョウ350羽を確認



 本日、朝6:50頃の写真です。
大山からの日の出が観察出来ました。
コハクチョウも350羽確認できています。
今日一日の始まりです。