本日のおすすめはこちら。オシドリです!
米子水鳥公園では、春と秋に見られる鳥です。
今日は雄1羽が一日中いました。
それにしても、この春はよくオシドリがやってきます。
しかも、6月下旬にさしかかろうとしているのに、
ほぼ完全な生殖羽というのは珍しいです。
他の鳥は、いつもどおりでした。
カイツブリ、カルガモ親子、
スズガモやマガモなどの居残りガモたち、飛び交うツバメ。
などなど。
鳥が少ない時は、昆虫ウォッチングもおすすめです。
アキニレの木には、今日も樹液を好む虫で賑わっていました。
虫が集まる樹液といえばクヌギ、というイメージがありますが、
私の経験上、鳥取県西部ではアキニレが一番人気です。
樹液に集まるハナムグリといえばシロテンハナムグリですが、
ハナムグリも相席で驚きました。
ハナムグリが樹液に集まっているのは初めて見ました。
コクワガタのペア。
園内の樹液の常連さん。
サイズは小ぶりなものが多いです。
観察中に木から落ちてきたコクワガタのメス。
光沢があって形も整っている、
美形のクワガタムシです。
あごが鋭いので新成虫でしょう。
中サイズのヒラタクワガタ。
この個体の他に、
同じくらいの大きさの個体の頭が落ちていました。
誰かに捕食されたようです。
カミキリムシの幼虫が木屑を捨てた穴に
頭を突っ込んでいるサビキコリ。
園内の低木の葉には、ドウガネブイブイが呆れるほど群がっています。
米子水鳥公園では農薬を一切使っていないので、
葉を食べる虫はやりたい放題です。
そのため、葉が食べつくされて丸坊主になってしまう木もあります。
甲虫を好んで食べる鳥には、もっと頑張ってほしいものです。
(きりぎりす)