2021年2月5日金曜日

そろそろ北帰行の時期です

2月に入り、晴れている時は

春が感じられるようになってきました。


1月中は数十羽しか居なかったコハクチョウが、

今月に入り100羽を超えるようになりました。

また、近頃ほとんどいなかった、

安来へ行き来するコハクチョウが増えてきたことも

北帰行の兆しのひとつです。


今朝8:42の風景。日差しが暖かな良いお天気です。

これだけ天気が良い日は、午前中は逆光で鳥が見づらいので、

順光になる午後がおすすめです。










9:00の開園時にもまだハクチョウたちが多く残っていて、

コハクチョウ125羽、オオハクチョウ14羽がいました。











「パーパーパー」と鳴きながら
池の真ん中を泳ぐオオハクチョウたち。
飛び立つ起点に移動中。














いざ、出発!














コハクチョウの頭上を飛行する
オオハクチョウたち。














この時期の朝に飛び立つハクチョウたちは、
向かう先に注意が必要です。
南寄りに向かえば採食、
北寄りに飛び去れば旅立ち(北帰行)です。
このオオハクチョウたちは南の安来方向へ向かいました。
まだ旅立たないようです。














オオハクチョウの後に飛び立ったコハクチョウたちも、
南部町や安来市方向へ飛び去りました。














11:29の風景。
写真ではよく分かりませんが、
青空、雪化粧の大山、ハクチョウの群れの
3つが揃った、珍しい風景です。
ネイチャーセンター前にハクチョウたちが
集まってくれると最高なのですが、
今日は500m先に群れていました。
















ネイチャーセンターから500m先に
群れるハクチョウたち。
今日のように日差しが暖かな日は、
田んぼに出かけずに園内でのんびり過ごす
ハクチョウたちがいることがあります。
今日はコハクチョウ33羽、
オオハクチョウ2羽が居残りました。






今後、良い天気が多いようなので、
天気が良い日の早朝にコハクチョウの旅立ちが
見られるかもしれません。
いつもよりも大きな声で鳴きながら
飛び立ったハクチョウの群れがいたら、
飛び去る方向に注目してみましょう。
昨年は2月14日に初確認しました。
さて、今年の北帰行はいつ確認されるでしょうか?

その他鳥情報:
本日14:00頃、上空を北から南へ
コウノトリ1羽が通過したそうです。
なかなか園内に降りてくれないのが残念です。

昨日、オオタカの幼鳥がツクシガモの幼鳥を捕食しました。

一昨日、昨日とアメリカヒドリ雄1羽が確認されました。
今日は未確認に終わりましたが、まだいるかもしれません。

(きりぎりす)