2021年2月20日土曜日

九州のような鳥風景

今日は予報どおりの春の陽気でした。

ハクチョウたちは大雪の間に消耗した体力を取り戻すべく、

早朝からみんな採食に出かけてしまいました。


ハクチョウがいないのは残念ですが、その代わりにネイチャセンター前をにぎやかしてくれているのがツクシガモです。


近頃、ネイチャーセンター前にいつも10羽くらいいます。

今日のような青空の日は、午前中は逆光で観察しづらいですが、午後になると順光に変わり、ツクシガモの美しい姿が際立ちます。

















ツクシガモの周りに群がるハマシギ。











このようにツクシガモが群れる風景は、まるで九州の干潟のようです。一方、18日の大雪の時は、オオハクチョウが雪原に群れていて池の水面に氷が漂う北海道のような風景でした。北海道風と九州風の鳥風景を楽しめるのは、山陰地方ならではですね。


アメリカコガモは今日もいました。

約30羽のコガモの群れの中で、ライバルたちとの求愛合戦でしのぎを削っていました。










基本的にはヨシ原の陰にいて観察しづらいのですが、時々ネイチャーセンターの目の前に出てきます。順光になる午後に出てきてくれたら最高ですね。







(きりぎりす)