本日夕方、ネイチャーセンターから右手に見える浄化設備の池で、オオタカの幼鳥がツクシガモを捕食しました。
いつもならば、トビ、ハシブトガラス、ノスリ、チュウヒなどが横取りに集まるのですが、今回はほとんど邪魔が入らず、胸が大きく膨らむくらい食べることができていました。
オオタカの右手後方では、チュウヒが順番待ち。
オオタカが満足して去った後、トビがおこぼれを食べていました。割り込みされたチュウヒは、黙って順番待ちを続けていました。
トビが去り、ようやくチュウヒの番になりました。
チュウヒは獲物をヨシ原の中に運び込んでしまい、その後の様子は観察できませんでした。
2月4日にも、ほぼ同じ場所でオオタカの幼鳥がツクシガモを捕食しました。同一個体かもしれません。ツクシガモはオオタカの獲物としてはやや大きすぎると思いますが、それを2度も仕留めたとは、なかなかの狩りの腕前です。
2連続でツクシガモの捕食に成功したことで、このオオタカが味を占めて、今後さらにツクシガモを襲うかもしれません。ツクシガモは園内に20羽前後しかいない希少なカモです。これ以上数を減らしてほしくないものです。
(きりぎりす)