2021年7月10日土曜日

ようやく雨がやみました

今日は朝から曇り空で、ようやく雨がやみました。

12:45の風景。池の水はほとんど減っていません。











12:53の水位は72cm。9:00の開館時は73cm弱だったので、僅かに減っています。











正門からネイチャーセンターまでの園路は、今日もつばさ池の水が溢れています。











つばさ池の水が溢れた園路にメダカが泳いでいました。ハイイロゲンゴロウも泳いでいました(写真の赤丸内にいます)。










メダカ池の様子を見に行くと、池にかかる木製の橋の上で、ヒナ6羽のカルガモの親子がくつろいでいました。池が溢れて喜んでいるのはカエルだけでないようです。今日もトノサマガエルとツチガエルがよく鳴いていました。

















カルガモの親子を追い出してしまわないように、メダカ池の南側にそっと回り込んで撮影。この度の大雨でつばさ池の一部になってしまっています。メダカ池は普段はほぼ淡水なので、つばさ池の汽水が流れ込むことで、塩分に弱い生物に影響がないか、心配です。













カイツブリの巣は、ようやく落ち着いて抱卵できるようになりました。

浮巣1
















浮巣2
















浮巣3は、今日はつがいの姿が見られません。
















桟橋の右手向かいに見える浮巣4。こちらは健在でした。
















Jr.レンジャーの森の中で、今年初めてアブラゼミを見ました。この虫が現れたら、いよいよ夏本番ですね。この個体オスでしたが、まだ羽化して間もないのか、鳴きませんでした。今年もこの小さな森から、たくさんのアブラゼミが羽化することでしょう。羽化の観察が楽しみです。

















現在、ネイチャーセンターの床下が水没している状態で、観察ホールの直下にカルガモの親子がよくやって来るようになりました。増水した状態では、カルガモの親子の警戒心が弱まっているように感じます。天敵がより近づきにくくなっていると思っているのかな?

目の前にいたヒナ6羽の親子。生まれたてのヒナがとてもかわいいです。現在最年少のヒナと思われます。
















こちらは、中くらいに育ったヒナ5羽の親子。ぴったりと身を寄せて、お行儀よく柵の上に並んでいる様子がとてもかわいいです。今日はとても蒸し暑いので、ヒナが口を開けてあえいでいます。









この親子のすぐそばの柵にとまっていたヒナ1羽の親子。この子も口を開けて目を細めていて、暑そうですね。
















お昼過ぎからまた雨が降ってきました。
もう増水するような降り方はしないと思いますが、梅雨明けが待ち遠しいです。
週明け頃に梅雨明けするかな?
→この後12日(月)に、この梅雨最強の大雨に見舞われました!

(きりぎりす)