2021年7月7日水曜日

この梅雨一番の大雨!

今日は水鳥公園周辺地域に線状降水帯が形成され、この梅雨一番の大雨でした。


8:44のネイチャーセンター前風景。











8:44現在、水位計は50cmを指していました。通常は36cmくらいです。











抱卵中のカイツブリの巣2か所は、両親がフル稼働で巣材集めに奔走し、巣の嵩上げをしていました。


















雨の中で翼を広げるカワウ。当然、びしょ濡れです。










8:45、まだメダカ池はあふれていません。











15:55。水位計は63cmを指していました。開館時から13cmも増水しています。














それでもカイツブリの巣2か所は、まだ持ちこたえていました!
両方の巣には卵が3個くらいあり、両親が必死で守っています。
大雨に負けないで~!








普段カモたちの憩いの場となっている、右手に見える枕木で囲まれた小島は、完全に水没しました。





17:06、メダカ池があふれていました。水位が下がるまでメダカ採りができません。ただし、ダイサギは例外です。

















結局カワウは、一日中翼を広げながら雨に打たれていました。普段塩分交じりの水にまみれてばかりいるので、淡水のシャワーを浴びて気持ちいいのかな?





17:07、ネイチャーセンター目の前にヒナ9羽のカルガモ親子が現れました。まだヒナが1羽も減っていないとはすばらしい!相変わらずまとまりがない泳ぎ方ですが、これで天敵にヒナがさらわれないのが不思議です。











続いて現れた、ヒナ1羽に成鳥が2羽同行する謎の親子。
未完成な翼で羽ばたいているのがヒナです。
















丸太柵にあがったヒナ。もうヒナというよりは幼鳥に近いですが、まだ飛ぶために必要な風切羽が伸びていません。













一方、まだ幼くてかわいいヒナ1羽を連れた親子もいます。さすが水鳥。大雨でもへっちゃらです。
















ネイチャーセンター前浜に漂着した丸太で、オオバンが丸太乗りをしていました。







明日はさらに水位が上がっているのでしょうか。今後の降水量が心配です。

(きりぎりす)