今回の展示の目玉ともいえる「シラタマモ」の展示です。
シラタマモは、長く徳島県の出羽島にしか生育していないといわれていた藻類で、
昨年、米子水鳥公園でも生育しているのが見つかりました。(国内で7カ所目)
今回、これを円柱形の水槽に入れて展示しています。
今回、展示してあるシラタマモをよく見ると白い粒が・・・
これをシラタマモの名前の由来と勘違いされている方がいたのですが、
早とちりしないでください。
これはシラタマモがライトを浴びて光合成した結果発生した気泡です。
名前の由来のシラタマ(小球体)は、仮根に付いています。
シャジクモでこのような構造があるものは珍しく、
進化的には古いタイプと言われています。