今朝は8:30時点でコハクチョウはすべて飛び去っていて、ハクチョウ類はコブハクチョウ1羽しかいませんでした。
その代わりに、目の前のカモ島にツクシガモがたくさん集まっていました。
カモ島に集うツクシガモ。セイタカシギとソリハシセイタカシギも一緒にいました。8:31撮影。
2階の観察ホールから、飛んでいるズグロカモメを至近距離で見下ろせるという、なんとも贅沢なひと時でした。11:29撮影。
そして、お昼過ぎには西の空からヘラサギが3羽飛来しました。初めは風上側に降りて後ろ姿しか見えませんでしたが、飛んできたチュウヒに驚いて飛び立ち、目の前に降りてきました。13:35MARUKOME撮影。
そのうちの1羽は美しい成鳥夏羽で、香川さんでは?と思いましたが、くちばしの模様から、昨年春に香川さんと一緒に飛来した「エムちゃん」でした。エムちゃんの再飛来が確認されたのはこれが初めてです。13:37撮影。
ヘラサギたちは15:00頃までは目の前にいましたが、その後遥か東へと飛び去ってしまいました。もう次の目的地へと旅立ってしまったかもしれません。
夕方にもミコアイサのオスが目の前にきました。ネイチャーセンター南端の真下を泳いでいて、こんなに近くに寄ってきたことは私の記憶にはありません。16:42撮影。
さらに、東から群れが飛来。明るいうちにこんなにたくさんのコハクチョウが帰ってくるのは近頃では珍しいです。南部町で採食していた群れと思われます。16:56撮影。
カモ島の後ろを泳ぐミコアイサ雄。ここまで寄ってくることは時々ありますが、それでも珍しいです。16:54撮影。
コハクチョウが16:30から帰ってき始めました。
目の前に寄ってきたコハクチョウ。16:48撮影。
今日は北寄りの冷たい雨風が強かったですが、白い鳥の観察が楽しい一日でした。
エムちゃんは香川さんと同じ香川県のため池で越冬している個体なので、今日飛来した3羽は、これまで香川さんと同じため池にいた可能性があります。エムちゃんが飛来したということは、もう間もなく香川さんもやってくるかもしれません。
(きりぎりす)