2019年6月19日水曜日

クロハラアジサシ4羽飛来!

マツダケンさんの作品展が終わり、静けさを取り戻した米子水鳥公園。
今日は、クロハラアジサシが4羽飛来しました。
この写真の中にはそのうちの3羽が写っています。















この個体は、お腹の黒味が薄くなってきています。
もう冬羽への換羽が始まっているのかな?
クロハラアジサシは、時々ネイチャーセンター目の前にもやってきてくれます。
















お客様から問い合わせを時々頂戴する、カイツブリの繁殖状況。
今日は、ネイチャーセンターから3カ所巣が確認できました。

ネイチャーセンター右手に見える杭の列に営巣しているつがい。
この巣は大雨や強風で何度も消滅していますが、
めげずに巣をすぐ作り直し、もう卵を1個産んでいました。















ネイチャーセンター左手に見える、ヨシの孤立した株に営巣しているつがい。
ここも毎年営巣する場所ですが、今季はなかなか営巣せず、ようやく本格的に巣作りを始めました。














ネイチャーセンター左手前方のドーナツ島の中に営巣しているつがい。
ヨシが茂っていてよく見えませんが、ここが最もしっかりとした巣に仕上がっています。















夕方、ネイチャーセンター左手に現れたカルガモの親子。
幼いヒナ8羽を連れた、今最もかわいい親子です。
はじめのうちは緊張していて、小さくまとまって泳いでいましたが…。














だんだん緊張が解けてきて、伸び伸びと泳ぎ始めました。





























カルガモの親子は、お母さんとヒナの群れで構成されているのが普通ですが、この親子には成鳥がもう1羽付き添っていました。成鳥はオスとメスなので、まさに親子そのものの光景です。
しかし、おそらくこのオス成鳥(写真左上)はお父さんではなく、母親に興味がある他人ではないかと思います。カルガモ親子には、このようにオスが母親に付きまとっている様子が時々見られます。

















カルガモ親子の出現頻度がかなり増えてきて、観察し易くなってきました。
ぜひ、観察にお越しください。
天気が良い日は、順光になる午後の観察がオススメです。

(きりぎりす)