2020年7月22日水曜日

祝!カイツブリにヒナ誕生!

これまで、なかなか子育てがうまくいかなかったカイツブリに、
待望の第1子が誕生しました!

現在確認されている3か所の巣のうち、
左手前方のヨシがまばらに生えている場所の巣です。

巣に座っている親鳥の背中に、
ヒナの赤いくちばしがみえます。















早速、もう1羽の親鳥が餌を運んできていました。
しかし、ヒナは生まれたばかりでなかなかうまく餌を受け取れず、
親鳥は何度もヒナが落とした餌を拾って与え直していました。















毎年、ヒナの誕生までは確認できるのですが、
その後すぐにヒナの姿が見えなくなってしまいます。
このヒナは生き延びて、成長過程を観察させてくれることを祈ります。


まだ梅雨が明けておらず、
夏休みに入る前ではございますが、
もう鳥たちの様子には秋の気配が現れています。

クサシギが2羽いました。

















ヒナが生まれたカイツブリの巣のすぐ横には、
セイタカシギが1羽いました。















この他にも、シギ・チドリ類の鳴き声が
時々聞こえます。


園内の虫情報:
ようやくアブラゼミの声が聞こえるようになってきました。
現在、夏休みイベントのために園内にトラップを仕掛けているのですが、
今朝見てみると、トラップにカブトムシがたくさん集まっていました。
ご注意!トラップを仕掛けたら、あとで必ず回収しましょう!





















また、トラップを仕掛けていない木に
立派なミヤマクワガタのオスがいました。
今年はミヤマクワガタが多いですね。




















カブトムシやクワガタムシは夜行性の昆虫ですが、
いるところには昼間でも見られます。
米子水鳥公園は夜間は入園できませんので、
カブトムシやクワガタムシを観察したい方は
開園中にお越しください。
休園日も園内には入れません。

観察の際には、
後から観察に訪れる方のために、
カブトムシやクワガタムシには触れずに
観察して頂きますようお願いします。
触れたりして驚かせてしまうと、
木から落ちて茂みに隠れてしまいます。
採集は固くお断りいたします。

(きりぎりす)