本日、園内でタマシギ1羽が確認されました。
これまで、2006年9月13日に、
第1駐車場付近の水路で保護された1例のみで、
14年ぶり2例目の記録ですが、
敷地内で見つかったのはこれが初めてです。
第1発見は、24日月曜日でした。
刈り倒したヨシがテント状に折り重なった中に
じっとしていて、
時々その付近を歩いてまた元に戻る、
という行動を繰り返していました。
発見者は職員Y。
今日も一昨日と同じ場所で発見。
今朝、職員Yの話を聞いた職員Mが、
その直後に同地でまだいるのを発見。
折り重なった枯れヨシの中央下の丸い影が
タマシギです。
しばらく待っていると、
枯れヨシテントの右に姿を現しました。
左翼を開いてストレッチ。
風切羽の模様が辛うじて見えます。
動画はこちら。
動画では、枯れヨシテントの右側に出てきた様子を
撮影していますが、
その後、元の場所(枯れヨシテントの中)に戻りました。
枯れヨシテントからほとんど動かず、
時々座り込むので、
まるで抱卵している鳥のような行動に見えます。
しかし、座り込む場所には巣のような構造物は
見当たりません。
単純にこの枯れヨシテントを
気に入っているだけなのかもしれません。
今後もこの場所で観察できるのか、注目です。
(きりぎりす)